小売店舗や施設において「来客数、滞在時間、属性などを計測したい」という方必見。どの計測方法が目的に合ったソリューションでしょうか?手動でカウントする方法から、最新テクノロジーを使ったAI 搭載 カメラまで、いま熱い【来店計測】テクノロジーをご紹介します。
目次
1. 手動カウンター(数取器)
2. Wi-Fi
3. AI搭載カメラ(防犯カメラ)
2. Wi-Fi
3. AI搭載カメラ(防犯カメラ)
4.来店客数カウンター(3Dセンサー)
5.Bluetoothビーコン
6.赤外線センサー
7.熱感知センサー
おすすめの 計測 ツールは?
5.Bluetoothビーコン
6.赤外線センサー
7.熱感知センサー
おすすめの 計測 ツールは?
来店客数カウンター(来客カウンター、人数カウンター、ピープルカウンターと呼ばれる)は、欧米などで1990年代から活用されている来店客数を計測する機器のことです。国内では2000年代から導入が始まり、大手百貨店や商業施設への導入を経て店舗などでの導入が広がっています。
客数を計測することで得られる店舗経営上の効果は大きく、マーケティング戦略や店舗のレイアウト、スタッフの配置など、運営に関して役立つ知見を多く得ることができます。
業務改善や効率化だけでなく、顧客体験と売上を向上させるための効果的な方法のひとつとして注目され、活用が進んでいます。
1. 手動カウンター(数取器)
安価で手に入り手軽なため、小規模な店舗や、来店者数が少ない店舗、また短期的なイベントなどの会場で使用されています。人的ミスや誤ったカウントが頻発しやすく、収集後のデータに集計作業を要するのがデメリットでしょう。
手動カウンターの作業効率化を検討されている企業様には、Flow Clickerがおすすめです。
2. Wi-Fi
Wi-Fiアクセスポイントを利用して来店者の行動を追跡する技術です。
来店者のデバイスがWi-Fiネットワークに接続している場合にその位置が記録されます。
お客様の行動や属性に関する貴重な洞察を得ることができますが、プライバシーに関する懸念があることと、計測対象ディバイスの接続率で数値が大きく変わるなど、データが不安定であり、精度は高いと言えません。
3. AI搭載カメラ(防犯カメラ)
もともと防犯カメラとして多く利用されてきたこのツールは、店舗での人流分析用に市場が拡大しています。
1台で来店客数以外にも多くの分析データを測定します。プライバシーに配慮したデータの取得方法なので安心して利用していただけます。精度は90-95%程度です。
4.来店客数カウンター(ピープルカウンター)
来店者を店舗内に設置する専用機器で撮影し、その動きを追跡するものです。
ピープルカウンター、トラフィックカウンターとも呼ばれるこの3Dセンサーは、2つのレンズを使い人間の眼と同じように奥行きや方向を判断します。信頼性、正確性、幅広い使用例で高評価を得ており、世界で最も多く導入されています。
ピープルカウンター、トラフィックカウンターとも呼ばれるこの3Dセンサーは、2つのレンズを使い人間の眼と同じように奥行きや方向を判断します。信頼性、正確性、幅広い使用例で高評価を得ており、世界で最も多く導入されています。
精度は95%を超えるものが多く、AI対応の来店客数カウンターの精度は98%です。プライバシーに配慮したデータ取得方法なので安心して利用できます。来店客数・店前通行人数・滞在時間・ゾーンなどの計測に利用され、スタッフや子供を除外する機能もあります。
万が一ネットワーク接続が切れた場合でもカウントはストップせずに、センサーの本体にデータが蓄積されているため、データを確実に収集できます。大規模な店舗の導入にも対応できる可用性・拡張性を持っています。
万が一ネットワーク接続が切れた場合でもカウントはストップせずに、センサーの本体にデータが蓄積されているため、データを確実に収集できます。大規模な店舗の導入にも対応できる可用性・拡張性を持っています。
5.Bluetoothビーコン
来店者のスマートフォンが受信できる信号を発信する小型の機器です。スマートフォンがビーコンの範囲に入ると、その位置が記録されます。
Wi-Fiと同様に計測数がディバイスの接続率に左右されるため精度は低く、ビーコンの機器管理やメンテナンスには手間を要します。
6.赤外線センサー
機器から赤外線ビームを照射して、それを跳ね返すことで来店者の存在を検知するセンサーです。人がドアなどの入り口を通過する時に赤外線を遮断することで検出します。
比較的安価で設置も簡単ですが、特に人通りの多い場所や障害物がある場所ではエラーが発生しやすく、あまり正確ではありません。
比較的安価で設置も簡単ですが、特に人通りの多い場所や障害物がある場所ではエラーが発生しやすく、あまり正確ではありません。
7.熱感知センサー
サーマルカメラを使って来店者の熱を検知する技術です。
お客様がサーモグラフィの視野に入ると、その位置が記録されます。赤外線ビームを使用して体温や動きを検知するもので、比較的精度が高く、あらゆる照明条件下で使用できるため、屋外の会場に最適です。
最近ではTOF技術が追加され、対象物除外機能(スタッフの除外が可能)がついているものもあります。設置にはコストがかかることと、温度変動がある環境ではデータの読み取りに誤差が生じやすいことがデメリットでしょう。
お客様がサーモグラフィの視野に入ると、その位置が記録されます。赤外線ビームを使用して体温や動きを検知するもので、比較的精度が高く、あらゆる照明条件下で使用できるため、屋外の会場に最適です。
最近ではTOF技術が追加され、対象物除外機能(スタッフの除外が可能)がついているものもあります。設置にはコストがかかることと、温度変動がある環境ではデータの読み取りに誤差が生じやすいことがデメリットでしょう。
「1分でわかる店舗分析」
↓動画をクリックして開始↓
おすすめの来店客数 計測 ツールは?
予算が限られている場合や、手軽に始めたい場合、AIカメラ(防犯カメラ)などから始めると良いかもしれません。
精度にこだわりたい、高精度なデータをお求めの場合は、トラフィックカウンター(3Dセンサー)をオススメします。来店客数計測だけでなく属性や人流計測もお考えの場合は、AI搭載カウンターをご利用いただくのが良いでしょう(これらの機器で計測されたデータはプラットフォームFlowで一元管理すると、効率よくデータを活用できるようになります。)
なお、Flowでは、手軽に来店客数データの計測を始めたい方に、POSデータと統合できるモバイルアプリFlow Clicker(クリッカー)のご案内をしています。
なお、Flowでは、手軽に来店客数データの計測を始めたい方に、POSデータと統合できるモバイルアプリFlow Clicker(クリッカー)のご案内をしています。
その他、各種ソリューションを取り揃えておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
関連記事:
来店客数の計測を、精度の高いカウンターを導入し、店舗のKPIデータを活用することで売上向上を果たした成功事例をご紹介します。
◆コロナ禍でも来店客数6.3%増、売上前年比25%増に成功【人流計測データ活用】店舗のパフォーマンスが向上
店舗スタッフが自信を持って、売上目標に向かって行動できる様に。リアルタイムデータに基づいた指示をAIが自動配信します。
◆【小売データ活用】本部と店舗をつなぐ。新機能Assitantの自動提案で業務改善を実現!
■ Flow Solutions 会社概要
株式会社Flow Solutionsは、2016年にデータ活用プラットフォームの提供を開始し、アパレルや雑貨店、家電量販店など、これまで100社以上・900店舗以上へのシステム導入と3,000以上のセンサー接続実績があります。 リテールデータ活用プラットフォームFlowは、IoTによる人流計測データや既存データとの連携によって店舗状況を可視化し、AI技術を用いた多次元なデータ分析を可能にします。店舗データの活用によって売上改善や業務効率化に効果を発揮するソリューション・ベンダーとして、小売業の課題解決にあらゆるソリューションを提供しています。