アパレル業態は前年比+5.4%、その他の小売業態は前年比+1.8%となっています。
上期は前年比+7.4%と大幅な増加が見られ、下期にかけては、前年比+2.2%となりました。
(2023年トラフィックトレンド サマリーより)
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サマリーでは、小売業全体の来店客数が前年比で+4.4%増加していることをご紹介しました。
では次に、全国の来店客数変動率を見てみましょう。
(2023年トラフィックトレンド全国来店客数より)
この結果を踏まえて、皆さまはどのような考察をされますか?
例えば、あなたが全国展開をしている企業の店舗運営統括だとして、どのような仮説からどのような施策を実行するでしょうか?
(2023年トラフィックトレンド売上前年比較より)
全体的に、来店客数の増加が見られた1-3月、7月、8月、売上が前年を上回っています。
10月、11月は来店客数は増加していますが、売上が前年を上回ったのは、Flow導入店となります。年間を通して、Flow導入店では売上前年比は増加傾向となっています。
波形の動きに注目してみます。
「織物・衣服・身の回り品小売業」データと「Flow導入店」データでは、下降するタイミングはほぼ同じですが、売上が向上するタイミングに関しては、Flow導入店の方が早いという特徴がみられています。
これは、データを活用している企業では、現状を正確に迅速に把握することができるため、市場に適した仮説や施策を立案し、行動に移すことができているということを表しています。
このように、効果的にPDCAを回していくことが、売上の最大化につながっていきます。
弊社では、ソリューション導入のお客様に、それまで店舗データの蓄積がない場合でも安心して「データ活用」に取り組んでいただけるよう、全国の来店客数動向データ等を提供しています。
日別の来店客数推移、対象期間内の来店客数合計、前年同曜日との比較、なども簡単に閲覧ができます。
レポートの概要
【対象期間】期間:2023年間データ 比較期間:2022年間データ
【使用データ】弊社サービスご利用店舗様の来店客数・売上データを集計
※アパレル:アパレル業態が対象 その他:アパレル以外の業態が対象
※データ保護の観点から実数値及びブランド数、店舗数、その他業態・内訳の公表は差し控えさせていただいております
【比較指標】
全国来店客数:対象期間内の全店舗来店客数と前年同日比実績との対比率
エリア別来店客数:3都市+6地域ごとの来店客数前年同日比実績との対比率
3都市:東京・大阪・神奈川(導入店舗数上位3都市)
6地域:北海道+東北・関東(東京、神奈川除く)・中部・近畿(大阪除く)・中国・四国+九州+沖縄
【比較方法】日別来店客数推移:対象期間内の前年同曜日実績との対比率
株式会社Flow Solutionsは、2016年にデータ活用プラットフォームの提供を開始し、アパレルや雑貨店、家電量販店など、これまで100社以上・900店舗以上へのシステム導入と3,000以上のセンサー接続実績があります。 リテールデータ活用プラットフォームFlowは、IoTによる人流計測データや既存データとの連携によって店舗状況を可視化し、AI技術を用いた多次元なデータ分析を可能にします。店舗データの活用によって売上改善や業務効率化に効果を発揮するソリューション・ベンダーとして、小売業の課題解決にあらゆるソリューションを提供しています。