昨今、施設の利用人数データを把握しようという需要の高まりを受けて、お客様からのお問い合わせが増えています。
現状、来客数について「正の字を書いて管理している」「大体の肌感覚で把握している」という企業様は意外に多く、「信頼度の低い来客数に疑問を感じている」というお声を耳にします。
また、店舗スタッフの接客数やセット販売試行回数、試着回数などの大事なKPI(重要業績評価指標)も「把握したいが計測自体が難しい」であったり、さらにお話をうかがうと、「一部店舗が(様々な制約で)センサーを設置できない」「センサー設置に前向きだが、それなりの予算確保には時間が掛かる」といったジレンマを抱えている企業様が多いです。
Flow Clicker画像 イメージ
そこで、FLOWは考えました。来客数計測の障壁を限りなく低くするにはどうすれば良いか…その答えのひとつが、Clickerです。
■自動計測ができないKPIデータの取得をサポート!
これは、Flowのモバイル・アプリFlow for mobile(後述)に新たに実装された機能です。「来客数」「接客数」などのKPIをClicker内で設定し、そのフィールドの「+/ー」ボタンをタップすることで、その数値を記録するものです。
(交通量調査などで使われるカウンターを想像されたかもしれません)
Clicker最大の特徴は、記録のデータ化と連携です。Flow for mobileに蓄積されたClickerデータを、Flowのデータベースにアップロードすることで、Flowのダッシュボードによる分析・活用が簡単に実現します。
しかもClickerデータにはタイムスタンプが付与されるので、時間帯別のデータを記録することができます。紙ベースでの面倒な記録・管理よりも作業効率がはるかに向上します。
さらに、Flow for mobileのチャット機能でClickerデータを共有することも可能。単なる手動計測のデータ化ではありません。FLOWならではのデータ活用のアイデアは、ここでも活きています。

Clickerで手動計測→時間毎に自動集計→計測データをFlowデータベースに送信
=Flowダッシュボードでデータ分析が可能
《特徴とベネフィット》
- センサー設置不要。センサー設置が困難なテナント店舗に最適
- 「来客数」「接客数」などをデータ化(計測項目はカスタマイズ可能)
- タイムスタンプ付与で時間毎に自動的にデータを記録
- データをFlowダッシュボードで閲覧可能
- Flow上で他のKPIと合わせてデータ分析=店舗状況が可視化され、課題が浮き彫りに=データ活用!
《こんな企業様にオススメ》
- 来客数計測したいが店舗の都合上センサーを設置できない
- 来客数を紙で管理している状況をなんとかしたい
- 店舗のデータ化について興味はあるが、どこから手をつければ良いかわからない
- 店舗データの取得と活用について検討しているものの、まだセンサー設置までは考えてはいない
- 大規模なシステム構築や導入ができる予算をまだ持っていない
など

Flow for mobileとは
店頭で素早くデータを閲覧・確認することで、その活用を加速させるために設計された、Flowのモバイル・アプリです(iOS用・Andoroid用*1)。
Flow for mobile イメージ画像
アプリ利用者間でのチャット機能や、他店比較を可視化して店舗間競争の意識向上を意図したランキング機能など、店舗データ活用を促進する仕組みを多数実装しています。くわしくはこちらをご覧ください。
<注釈>
*1: Apple、AppleのロゴおよびiOSは、米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。App Storeは、Apple Inc.のサービスマークです。 ™ and © 2022 Apple Inc. All rights reserved.
*1: Androidは、Google LLCの商標または登録商標です。Google PlayおよびGoogle Playロゴは、Google LLCの商標です。
■ Flow Solutions 会社概要
株式会社Flow Solutionsは、2016年にデータ活用プラットフォームの提供を開始し、アパレルや雑貨店、家電量販店など、これまで100社以上・800店舗以上へのシステム導入と3,000以上のセンサー接続実績があります。リテールデータ活用AIプラットフォームFlowは、IoTによる人流計測データや既存データとの連携によって店舗状況を可視化し、AI技術を用いた多次元なデータ分析を可能にします。店舗データの活用によって売上改善や業務効率化に効果を発揮するソリューション・ベンダーとして、小売業の課題解決にあらゆるソリューションを提供しています。
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