また、営業時間の「どの時間に」「どの位」混雑するのか把握することで、事前に対策を検討することができます。
レジ待ちの行列が長く、会計までに時間がかかると、中には購買を止めてしまって帰る方もいるかもしれません。このような行列からの離脱は「売り逃し」とも言われ、販売機会の損失=売上減の悪循環をもたらします。
計測方法は、3Dセンサーを使用します。計測すべきレジ付近の行列エリアの天井にセンサーを設置し、そのセンサーの範囲内に滞留する人の数と時間を計測します。
計測項目は、「レジ待機人数」「レジ平均待機時間」「通知送信回数」「通知対応回数」です。前者2つはお客様の状況を示すデータ、後者2つはスタッフに関するデータとなります。
■レジ前 混雑 可視化の活用例
一定人数以上の待ち行列が計測されると、Flowのシステムが店舗スタッフに注意を促すメッセージをモバイル配信します。それを受けてスタッフは追加でレジを開けたり、お客様へのお声掛けを行うことで「売り逃し」を回避します。
混雑する時間や規模をあらかじめ把握し、店舗スタッフの休憩時間を調整することができます。
また、レジ前に衝動買いを誘う商品を配置し、レジ前の混雑状況と陳列商品の売上の関係性を分析すると、効果的な施策が見えてくるかもしれません。
■ 人流計測と個人情報
お客様の行動把握のために利用される、WEBカメラやセンサー計測ということで、「個人情報はどうなっているのか?」というご質問をいただきます。Flow Solutionsでは、個人を特定できるデータ保持方法を取っていないため「10月18日 14:30 男性 30代」といったデータ記録として保存されます。カメラ画像による得微量データを含まないため、Flowの来店属性計測は個人情報を含みませんのでご安心ください。
■ Flow Solutions 会社概要
株式会社 Flow Solutions は、2016年にデータ活用プラットフォームの提供を開始、アパレル、雑貨店をはじめ、家電量販店など、900を超える店舗の売上改善のためのデータ活用を提供。店舗可視化IoTシステムを通じて取得する顧客行動データの提供、データ活用のためのアフターサポート、さらにデータからすぐに行動につながる、通知サービスの提供を開始、小売課題解決のためのあらゆるソリューションを提供しています。店舗分析に関することなら何でも、お気軽にお問い合わせ下さい。