データ活用をはじめよう

データを意識せずにデータ活用?店舗経営が劇的に変わる、AIを活用した行動提案

店舗データの分析サービスは、その重要性が理解され、導入に至る企業様が増えているものの「読み解き方が難しい」「画面をチェックする時間がない」などの課題があります。そこで「データが寄り添う/話しかける」をコンセプトに、ボット技術を使って店舗データを活用するFlowアシスタントをご紹介します。


 

Bot/ボット、という言葉を聞いたことがありますか?

ボットとは、Robot(ロボット)の短縮形で、コンピュータやインターネットの分野において、作業を自動化するプログラムのことを総称します。

小売業界でも、ECサイトの利用者におすすめ商品を紹介したり、Q&Aに対応する「ボット接客/オンライン接客」などで見かけます。さらに、その仕組みをリアル店舗に応用し、店頭のデジタル・サイネージなどを使ったボット接客を実施する動きもあり、お客様向けにもその利用範囲は拡大しています。

目次

デジタル化が小売現場に浸透しない理由
Flowアシスタントとは


スマートフォン


デジタル化が小売現場に浸透しない理由



システム、データ、分析と聞くと、

① 店舗スタッフにデータを使う習慣・馴染みがなく、数字が苦手
② データ画面自体、どこをどう見れば良いかわからない
③ 画面を都度チェックする時間はない

と面倒に感じる小売業様は多いことでしょう。

特にデータというと、「読み解くもの」として捉えられているため、難しく感じてしまいがちです。しかし実際、データに慣れることができれば、多くの気づきと効果的な仮説により業務全体の効率化が実現されます。

利用する人の積極性に左右されるなど、社員全員が等しく取り組むことが困難な状況の中、「データを活用する」文化を育むためには、
「データをチェックする」のではなく、データから「利用者に寄り添う」「データから話しかける」システムを利用することが大切です。

店舗データ分析


Flowアシスタントとは



店舗スタッフが意識することなくデータを活用するために、必要なときに、必要なデータが自動配信され、データがあなたに話しかけます。AIによる行動の提案

モバイルアプリ Flow for mobileに実装されているFlowアシスタントは、現状データの報告や予測データを通知して、次にとるべき行動を促します。
例をいくつか挙げてみましょう。
 

9:30頃 店舗開店前に店長に通知

Bot:「昨日の売上は85万円で、予算比90%でした」
Bot:「今月、昨日までの売上は全店50店舗中5位。一昨日から+2位アップしています」


昨日の店舗活動を振り返る
・その結果売上が伸びた/伸びなかった感覚を得る
・予算対比が分かるので、活動の良し悪しを判断しやすい
・全店順位を知ることで、店舗スタッフのモチベーションをあげていく

 

9:30頃 店舗開店前。店長に通知

Bot:「今日の売上目標は90万円です」
Bot:「今日の来店数予測は1,000人で、最も混雑する時間帯は17時頃。最も空く時間帯は14時頃の予測です」


売上目標を確認
・来店数予測から接客数目安を検討し、スタッフに共有する
・混雑時間帯に向けて店頭販促の準備を算段する
・閑散時間帯でのスタッフ休憩を予め予定組みする 



【12:30頃 店舗が混雑。店舗スタッフに通知】

Bot:「レジ待ち行列が発生しています」


レジ前に並んだ会計待ちのお客様への対応
・レジを追加して待ち時間を緩和する
・レジ前商品の陳列方法を考慮

 

【15:00頃 混雑時間帯前。店舗スタッフに通知】

 Bot:「15時現在、売上は70万円です。目標まであと20万円です」


残り営業時間を加味しながら施策実行
・来店客への声掛け強化や店頭タイムセールなどを素早く実施
・購買検討客へのプラスアルファ提案などによる顧客単価アップを実施

 


これまでシステム画面を都度チェックしなければ把握できなかった情報が、ボット機能を使うことで定期的・プログラム的に自動通知される様になります。

この他、来店数と購買件数によって導き出される購買率の推移から一定比率以下に下がった際アラートを発するなど、様々なニーズに応じたカスタマイズが可能です。

 

 お問い合わせ 
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店舗VMDを効果的に改善する方法


参考:
*1日本大百科全書(ニッポニカ)「ボット」の解説コトバンク



■ Flow Solutions 会社概要

株式会社Flow Solutionsは、2016年にデータ活用プラットフォームの提供を開始し、アパレルや雑貨店、家電量販店など、これまで100社以上・900店舗以上へのシステム導入と3,000以上のセンサー接続実績があります。リテールデータ活用AIプラットフォームFlowは、IoTによる人流計測データや既存データとの連携によって店舗状況を可視化し、AI技術を用いた多次元なデータ分析を可能にします。店舗データの活用によって売上改善や業務効率化に効果を発揮するソリューション・ベンダーとして、小売業の課題解決にあらゆるソリューションを提供しています。

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