[ウェビナーレポート]  Withコロナ時代に成長する「店舗運営の 新常識」

6/19にオンラインウェビナー「Withコロナ時代に成長する 店舗運営の 新常識」を開催いたしました!ウェビナー最後の質疑応答にて積極的なご質問を沢山いただきましたので、今回いくつかご紹介いたします。


6/19にオンラインウェビナー「Withコロナ時代に成長する 店舗運営の 新常識」を開催いたしました!大勢の方にご参加いただき、スタッフ一同、心より感謝申し上げます。質疑応答では多くのご質問をいただきましたので、ここでご紹介させていただきます。


今回のウェビナーは以下のアジェンダで行われました。

1. 弊社の事業紹介
2. コロナ禍における店舗運営の重要指標
3. Q&A質疑応答

Screenshot 2020-06-21 at 7.42.19 PM

1. 弊社の事業紹介

弊社開発のプラットフォーム「Flow」の4つの特徴である、店内動向の可視化・データ統合・店舗運営の最適化・データを使ったコミュニケーションについてお話をさせていただきました。


プラットフォーム「FLOW」をオンラインデモにてご体感いただけます。ご予約お待ちしております!
店舗分析プラットフォーム

2. コロナ禍における店舗運営の重要指標

本題であります、「コロナ禍における店舗運営の重要指標/新常識」については、全国百貨店4月度売上高概況を統計開始以来過去最大の減少率となったことを踏まえ、お客様の「量と質」について来店客数と購買率について実データを見ながらお話をさせていただきました。



-データドリブンな店舗の実現へ-
Withコロナ時代に成長する 「店舗運営の新常識」ダイジェスト映像

 


3. Q&A  

当日ご参加いただいた皆様からの質問を一部ご紹介させていただきます。

Q.「Wifi 店舗通行人数確認」とは、カメラで撮影した映像データから、画像認識ソフトウェアが人数をカウントすると考えてよいでしょうか?
また、お客様が持っているデバイスの設定が、Wifi通信ONになっているものをカウントしているということでしょうか?

ご質問ありがとうございます。
ご質問が2点ございますため、分けて回答させていただきたいと思います。

「Wifi 店舗通行人数確認」とは、カメラで撮影した映像データから、画像認識ソフトウェアが人数をカウントすると考えてよいでしょうか?

いいえ。弊社では画像認識ソフトウェアは使用せず、Wi-Fiのアクセスポイントを活用し計測を行っております。
Wi-Fiでの計測方法はお客様がお持ちのWi-Fi端末(スマートフォン等)の発する電波をキャッチし計測します。店舗入口の人感センサーやカメラ等に比べ、広範囲の通行者を計測することが可能です。

また、お客様が持っているデバイスの設定が、Wifi通信ONになっているものをカウントしているということでしょうか?

おっしゃる通りです。Wi-Fi計測はアクセスポイント(WiFiの電波を送受信している無線機)を利用し、デバイスのWi-Fi通信がONになっている機器を計測しております。
現在、スマートフォンのWi-fi通信設定ON率は約80%程度と言われているため、弊社ではWi-fiにより検知した通行人数の割り戻しを行うことによりより実数値に近い通行人数を計測することが可能になっております。


Q. 顧客動向については必要性を感じていまして、すでにカウントシステムを導入しております。ただ、有効活用出来ていないと感じています。 既存のシステムを含めて、プラットフォームへの統合は可能でしょうか?

可能です。
既にお持ちのカウントシステムに関しまして、お手持ちのカメラ(またはセンサー)の型番によりデータ統合のプロセスは変わってまいりますので、是非ご相談ください。

弊社では過去計測されたデータの取り込みも出来ますので、今まで蓄積されたデータを有効活用していただけます。
活用方法につきませしては弊社カスタマーサクセスチームがお客様の要望にそった活用プランをご提案いたします。


Q. 店長としての経験上の感覚から数値を見るのは抵抗がありますか?

特に抵抗はありませんでした。
データ分析と聞くと難しく考えてしまいがちですが、今まで「感覚」で捉えてきたお客様の入店状況を数値化したものでございますので、売り場にて業務に当たられているスタッフさまにとっては自身の体感の裏付けに感じられるかと思います。

本部や新人スタッフの方へ状況を報告をする際に論理的な説明が可能になるため、感覚を確信に変え議論することが出来ます。


Q. いろんなチームで連携を取るツールはありますか?

弊社プラットフォームのアプリ版(スマートフォン、タブレット端末で使用可能)にてチャットツールを搭載しております。個人、またはグループチャットにてコミュニケーションを実現するほかに、数値の共有機能などもございます。


Q. 売上拡大だけでなく、入店データ等を活用することでシフトの適正化等、店舗運営のコスト削減の面で成果を出している事例がありましたら教えてください。

時間毎の売上・来店客数・通行人数のデータを活用したスタッフシフトの最適化提案を行っております。

また、大型店舗様を中心に時間毎のレジ稼働台数の決定プロセスにもご活用いただいております。


Q. リアルとECの相互作用が今後重要になると思いますが、 リアルの売上が減ってしまうという考えを持っている店舗スタッフはまだ多いです。 実際データで納得してもらう事は可能だと思われますか。

店舗スタッフの皆様にデータで納得いただくには日々の積み重ねが重要だと考えております。

ECの台頭により店舗の売上を心配されるスタッフ様の声はよく耳にしておりますが、実際に店舗に来店いただいたお客様全員がネットでお買い物されているわけではございません。
店舗の状況をしっかり把握し、自身が出来ることに目を向けていただくことが重要であると思います。

本ウェビナーにてお話しいたしました「店舗運営の質を向上する」ためには店舗スタッフさまのモチベーションが必要不可欠でございます。
データを中心に定期的なコミュニケーションを行うことで、スタッフの皆様のモチベーションを維持し、店舗運営の改善にお役立ていただけると考えております。


Q. お話にあったとおり、来店前にECサイトで商品を探した上で店舗に来るお客様が増えているように感じます。そうした際に、接客をする事自体を煩わしく感じるお客様もいらっしゃるかと思うのですが、そうしたお客様はどのように対応すべきとお考えでしょうか。

私個人の見解といたしましては、店舗スタッフの方があまり能動的になる必要はないと考えておりますが、今まで以上に情報を持ってご来店されるお客様が増加することにより、そのように感じられるお客様も増えてくる可能性があるかと思います。

しかし、消費者の心理プロセスを表す「AIDMA(アイドマ)の法則」に従えば、店員の声かけは理にかなっており、まずはしっかりと声掛けを行うことは重要です。
アイコンタクトをしないお客様やイヤホンを使用されているなど、販売スタッフの皆様にはお客様の態度などから状況を把握するスキルが求められてくるかと思います。

現在、テックタッチでの解決策がご提示できずもどかしい状況ではございますが、今後は来店されるお客様の感情に寄り添うサービスが必要であることから、弊社で課題解決に向けたご提案を検討してまいります。


Q. アパレルだけでなく、GMSでも活用は可能でしょうか?

可能です。
弊社ではスーパーやドラッグストア様向けに店内混雑状況可視化サービス「Eddy」をご提案いたしております。是非お問い合わせくださいませ。


Q. 蓄積されたデータからAIによる店舗アクションの自動指示が可能とありますが、その指示によりどのような効果が出たのかデータの蓄積は可能ですか?

AIによるアクション提案を行っておりますが、現段階でアクションプランの効果計測は行っておりません。

お客様によって活用方法に差はあるものの、蓄積されたデータを元にプラン提示を行うことにより、店舗の皆様にとっての「気付き」になりうるサービスを目指しております。


Q. (通行量)の増加が見込めないない中、既存顧客のLTVを伸ばすというのは納得感がありました。反面、そちらに偏りすぎると長期的なシュリンクも見えてくると思われます。そういった事に対して、なにか展望はありますか?

おっしゃる通り、国内の人口減少によりLTVの増加のみでは長期的に成長を続けることは難しいことが予測されます。
しかし、SNSなどによる情報伝達スピードは今後も高まりを見せると予測され、店舗での顧客体験の向上はブランド価値を高めると同時に宣伝効果をもたらすと予測しております。

また、ラグジュアリーブランドでは、ロイヤルカスタマーを囲いこむことにより商品単価を上げ、客単価をコントロールすることで利益を増加させております。 非常に困難ではありますが、LTVを伸ばしつつ利益面のコントロールを行うことが重要になってくると考えております。


今回ウェビナーに参加していただきました皆様、積極的にご質問を頂きましてありがとうございました!
今後もFlow Solutionsは、リテールの皆様に向けより多くの役立つコンテンツをお届けしたいと考えております。



次回、7/17(金)野毛印刷さまと共催セミナーの開催が決定!
詳細は後日こちらのブログにて発表予定いたします。

「データからみる、これからのリアル店舗の在り方が1時間で分かる!
ニューノーマル時代のリアル店舗戦略セミナー」

受講料:無料  (オンラインでの開催)
受講者数:先着100名様
開催日時:7/17(金)14:00~15:00

お問い合わせ

Similar posts

メールニュースを購読

ブログ更新情報をメールで受け取る場合はこちらのフォームよりご登録ください。