データ数値の変動と連携して、小売店の施策・アクションをご紹介する「KPIレシピシリーズ」
第2回目に注目するKPIは滞在時間についてです。
あなたが店舗の状況をチェックしたとき、滞在時間の数値が下がっていたとしましょう。
TOPICS:
1. 「滞在時間」のパフォーマンスは?
2. KPIが低下しているときの店内環境の確認ポイント
3. 次のアクションを考える
4. 結果から、次のステップに繋げよう!
1. 「滞在時間」のパフォーマンスは?
まず初めに滞在時間とはどのような指標でしょうか?
滞在時間とは、顧客がどれぐらい店内に滞在していたのかを示す指標です。
顧客の滞在時間が長いことは、居心地が良いお店であることの証明でもあります。滞在時間が伸びる頃で販売機会が増え、更に再来店率につながる重要な要素でもあります。
滞在時間のパフォーマンスが上がっている場合には、顧客にとって居心地のよい空間を提供できていると言えるでしょう。
「来店客数が多いのにお客様の滞在時間が短い」場合について、確認すべきポイントと次に行うべき対策について見ていきましょう。
2. KPIが低下しているときの店内環境の確認ポイント
「来店客数が多いのにお客様の滞在時間が短い」場合に確認すべき店内環境は?
以下のポイントについて☑
□店内のインテリア(家具・小物)がお店の雰囲気に合っているか
□インテリアの配色は最適かどうか
□椅子・テーブル・植物などのインテリアの配置
□店内のBGMを使用している場合、内容が適切かどうか
□店内の香り
(店内の香りによって、購買意欲を高めたり、店の印象よりを強める効果があることがわかっています)

3. 次のアクションを考える
店内環境を向上させるためにはどんなことが必要でしょうか?
☑できていないポイントがあればより最適化できる可能性があるか考えてみましょう。
→ 配置するインテリアの種類を見直す
→ スペースが空きすぎている、または詰まり過ぎている場合は調整する
→ BGMの種類を変えてみる
→ BGMの音量・スピーカーの位置を調整する
→ フレグランスなどを使用している場合、香りの量を調整する
→ ルームフレグランスなど香りの種類を変える
4. 結果から、次のステップに繋げよう!
店内環境の変更をしたあとは、どのような変化が起きるのか長期的な視点で次の施策を考えていく必要があります。
パフォーマンスを日々チェックし、次のアクションを実行しましょう。変更を行った際は、顧客の視点に立って店内を歩きチェックポイントが最適化されているかを隅々まで確認します。

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店舗スタッフ編 KPIレシピシリーズ記事一覧:
▶︎第1回 「購買率/滞在時間」が下がったら?
▶︎第2回 「滞在時間」が下がったら?店内環境の最適化ポイント
▶︎第3回 「購買率・売上」が下がったら?「試着・テスター」で売上アップ!
▶︎第4回 「平均商品単価/客単価/平均買上点数」が下がったら?店舗で確認するべきVMDのヒントをご紹介!
▶︎第5回 「滞在時間」が下がったら?顧客との対話を見直す
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