【入店客数計測】トラブルの少ないシステム・ハードウェアは?

by Marie, on 2017/05/30 7:36:00

こんにちは!

先日弊社のセールス担当と雑談をしていたときに、最近の営業の様子を聞きました。

以前に比べてさらにお客様が店舗分析ソリューションに関心を持たれているとのこと。
そして、店舗分析の業界自体も大きく変化し、少なくとも1年前と状況が全く変わってきていると感じているそうです。

3月に開催されたリテールテック2017では、客数計測や顧客分析以外にも、小売店向けの広告・キャンペーンのITソリューションを提供している企業ブースがひしめいておりました。
これは小売店の皆様の店舗分析・顧客データへの関心が高まっていることの現れではないでしょうか。

数年前ではあまりメジャーではなかった店舗分析も、いまやスタンダードとなりつつあるようです。

 

【入店客数計測】トラブルの少ないシステム・ハードウェアは?

 

今回のブログでは店舗分析に興味をお持ちの方に向けて、店舗分析の基本中の基本、入店客数計測についてご紹介します!

また、お客様からよくいただく、
「人間の数ってどうやって数えるの?」
「入店人数カウントの精度は?」
「計測中にシステムトラブルは起きたりしないの?」
といった質問にお答えする内容です。

 


 

入店客数計測には、メジャーなものとして2つの方法があります。
来店カウンターによるカウントと、通常のネットワークカメラによるカウントです。

 

①来店カウンター

来店カウンター(トラフィックカウンター)は人数計測専用のセンサーで、店舗入口の天井に設置して歩行者を計測します。

真上から人を識別するので、精度の高いデータをとることができます。

近年「IoT: Internet of Things」が話題ですが、カウンターもそのIoTのひとつとして注目されています。

来店客数計測ネットワーク図

来店カウンター設置は、簡易工事が必要になるので初期コストはかかりますが、店内の雰囲気に馴染むので、アパレル店などではブランドのイメージを損ねることなく設置することができます。

現在Flow Solutionsでは、カメラを使わない「熱感知センサー」をおすすめしています。
人の熱を検知するため、センサーまわりに什器を置いた場合にも対応でき、個人の識別がないのでプライバシーにも配慮できるのがいいところです。

来店客数計測イメージ

(入店計測のイメージ)

その他、3Dカメラを搭載し、照明や温度などの環境変化に自動的に適応するセンサーもあります。
ハード本体が3Dステレオ画像を処理するので、店舗にPCを設置する必要はもちろんありません。

来店客数カウンター

(3Dカメラ)

 

また、来店カウンターは来店客数計測専用のハードウェアであり、24時間の運用に耐える高い耐久性が特徴です。
計測の精度は98%前後と、正確な入店人数をカウントすることができます。

データはクラウド管理で、店舗のストックルームにサーバやPCを置かないので、場所をとりません。

また大きなメリットとして、万が一ネットワーク接続が切れてしまった場合でも、カウントはストップせずセンサー本体にデータが蓄積されるため、データを確実に収集できます

弊社のこれまでの経験から、もっともシステムダウンが少なくデータを安全に管理できるのが、この来店カウンターを用いた方法だと自負しております。

大規模導入に十分対応出来る性能の良い来店計測方法です。

 

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来店客数をどの様に計測されていますか?従来のPOSレジのみの計測にとどまっていませんか?最近では、入店カウンターもしくはピープルカウンターとして耳にされる方も多いでしょう。来客数カウンターまたは来店カウンターとも呼ばれるこのシステム。何故、必要なのでしょうか?

 
来店客数カウンターを取り入れコンバージョンアップのプログラムをお考えであれば、第一に信頼性の高いトラフィックカウンターでの計測をお勧めします。当然のことながらコストを抑える事が重要視されますが、安価で不適切な技術を補うためにかかる実際のコストは、最初から質の高いカウンターに投資するよりもはるかに高くなる事が多いのです。

 


 

②ネットワークカメラ

次に、ネットワークカメラを用いた客数計測方法をご紹介します。

この方法では、通常のカメラを用いて入口の様子を撮影し、その画像データを顔認証ソフトなどで解析して客数を割り出します。

インターネット環境さえあればデータ送信ができるネットワークカメラを用いるので、導入に工事がいらず、カメラを置くだけで計測ができるという手軽さがあります。
また、カメラは安価なものだと5,000円前後で購入できるため、コストを抑えることができます

この方法では、カメラの他にPC(小型スティックタイプPCなど)が必要になります。
しかし、置型カメラやスティックPCは、もともと入店人数を数えるために作られた機器ではありません。
熱を逃がす構造のない安価なスティックPCでは、24時間の稼働に耐えられず壊れてしまうことがあり、その間、客数のカウントはストップしてしまいます

また、カメラ本体にデータを無線で飛ばす機能がついているものもありますが、それ本体にデータを保持する/カウントする機能はないため、ネットワーク未接続時の間、データは得られません

このように、システムが故障している間はデータを計測できないため、正確なデータを収集することができないリスクが常について回ります。
システムダウンのアラート機能のあるソフトを利用し、システムダウン中の対応やデータ予測を的確にできるようにするなど、あらかじめ仕組みを整えておく必要がありますね。

データの計測精度については、カメラ前に什器が置かれている場合や、光量の少ない場所では、顔がよく映らず計測が困難な場合があります。
正確にデータをとるためには、入口のカメラ設置箇所に常に光がよく当たるようにし、また、カメラ前に什器のないようにすることが必須です。

ネットワークカメラを用いた客数計測は、「トラブルが起こりやすい」「データ精度は来店カウンターより低い」というデメリットはありますが、個人経営店など導入コストを抑えたい小規模な店舗が手軽に導入するのに良い方法かもしれません。

 

【入店客数計測】トラブルの少ないシステム・ハードウェアは?

 

客数計測のセンサーや技術は様々なので、店舗の規模や、利用用途、予算に応じたシステムを導入したいところです。

来店計測の本導入の前には、センサーの使用感やトラブルの頻度、サポート体制を知るために、パイロットテスト(数店舗での試験導入)を行っておくのが安心です。
(関連記事でチェック:効果的なパイロットプロジェクトを行うための5つのポイント)

現在Flow Solutionsでは、入店計測ソリューションの複数店舗の大規模導入には、来店カウンターを用いることをおすすめしています。トラブルが頻出し、その都度データ収集がストップしてしまうのでは正確な店舗比較分析ができません。

高性能のハードを用いて安全にデータをお届けすることを心がけています。
 

 

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