[ケーススタディ] 店舗運営部必見!スタッフ配置と教育で、店舗パフォーマンスを効果的に向上
by Izumi, on 2020/11/12 8:00:00
店舗運営部で悩んでいる方に、スタッフシフトの最適化・教育によって売上を向上するケーススタディをご紹介します。
TOPICS:
1. スタッフ数の最適化・教育は十分にされていますか?
2. 店舗を見える化・データ統合
1. スタッフ数の最適化・教育は十分にされていますか?
店舗の売上が伸びない理由、その1つにスタッフ数が最適化されていないという原因が挙げられます。
入店客数が確保できているのに、売上が伸びない・・もしくは何となく肌感で時間によって店舗スタッフが足りていないかも・・?と感じたことはありませんか?
今回は、店舗運営部でお悩みのあなたに、スタッフの最適化によって売上を向上するケーススタディをご紹介します!
2. 店舗を見える化・データ統合
来店客数・売上・スタッフ数
これらのデータを部署ごとにバラバラで管理していませんか?
上記のデータを統合して見ることで、改善事項がわかるようになります。
▽店内分析をはじめませんか?
3. 分析ステップ
分析ステップ1 :来店客数と購買率の関係性を見る
まずは「購買率が高い店舗と低い店舗の違いは何だろう・・?」という売上の要素についての視点を持ちましょう。
来店客数が多いにも関わらず、購買率が低い店舗は要注意です!
スタッフ数が足りず商機を逃している・もしくはスタッフの教育が足りていない場合があります。
店舗からもそのような悩みの声が出ているかもしれませんので、積極的にコミュニケーションをとってみましょう。
Flowのプラットフォームでは、これらをバブルチャートで一目で確認することができます!
データをもとに、店舗の健康状態を常に確認しましょう。
分析ステップ2 :スタッフのスケジュール・パフォーマンスを確認する
「どうやらスタッフ配置やスタッフサービスに課題がありそうだ」ということがわかったら、原因を深掘りしていきましょう!
来店客数とスタッフレベルの関係性を見てみます。
①1日のうちのタイムスケジュールが最適かどうかを分析
「来店客数、購買率、スタッフ数のピークは同じ?」
来店客数とスタッフ数の関わりを見てみましょう。
もしスタッフが足りていない時間があれば、シフトを組み直す必要がありますね。
②スタッフパフォーマンスを分析
「あなたの店舗はスタッフ不足・スタッフ過剰?」
お客様の来店状況、スタッフ数、店舗のパフォーマンスを見ることで、スタッフのパフォーマンスがわかります。
4. 改善のためのアクションへ
ここからが本番です!分析結果をもとに、アクションに落とし込んでいきます。
①スタッフ数が最適化されていない場合
→シフトを組み直しましょう!
例:
・来店ピーク時にスタッフが休憩に入っている
データをもとに休憩時間をずらす説得をしてみましょう。
施策実施が難しい場合は、一定期間テストを行い成果が出たらそのシフトを本導入するなど、まずは小規模でもいいので試してみることが必要です。
スタッフ数・来店客数・売上数値が比例するかを意識してみましょう。
②スタッフのパフォーマンスが思わしくない
→スタッフがうまく接客できるようサポートをしましょう。
例
・必要な接客目標、購入件数がなかなかクリアできていない
新人スタッフさんなどがうまく接客できていない場合もあります。
店長や先輩スタッフによるトレーニングを強化し、サービスレベルを向上していきましょう!
5. まとめ
「店舗とうまく連携できていない」と悩む本部の方々はいらっしゃるようですが、データ活用とコミュニケーションを積極的に行うことで、少しずつ店舗を改善していくことができます。
「何となくここを直したらいいのでは?と肌感覚として思うことはあるけれど、施策の実現までなかなかうまくいかない・・」そんな方こそ、データをうまく利用していただけたらと思います!
今回は、マイナスの数値に対してアクションを取る方法をご紹介しましたが、その逆にPDCAを回す中で良い結果を得ることができれば、スタッフさんをはじめ店舗に関わる皆様のモチベーション向上にもデータは役立ちます。
スタッフ数の最適化については、こちらのデータを活用したシフト作成方法が役立つかもしれません。
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