インバウンド対策

2020東京オリンピックに向けて5つの必須項目【インバウンド効果】

あなたのお店にはどれほどの数の外国人客が来ていますか?これからますます注目される店舗での【インバウンド効果】を高めるための対策をまとめました。小売店で顧客満足度をアップさせる、日本の”おもてなし”を世界中の人に広めてみませんか?


日本選手団の活躍で盛り上がった2016年のリオオリンピックが終わり、いよいよ2020年の東京オリンピックがやってきますね。
 
2020年には外国人観光客数を4000万人にまで増加させようと言う目標もあり、いろいろなところで観光客を呼び込もうという動きが見られます。

看板には英語や中国語、韓国語などの表記も増えて、街を歩いていても至るところで海外の方に遭遇しますよね。
突然英語で道を尋ねられたり、買い物先で日本人より外国人が多くいたりすることも珍しくはありません。

 

2020東京オリンピックに向けて5つの必須項目【インバウンド効果】


 
そんなインバウンド真っ只中の日本ですが、これは小売業界にとっても良いチャンスであると言えますよね。
買い物へ行き、消費をするという観光客がたくさんいますから、当然外国人の客数は増えるでしょう。
 
インバウンド対策で必須であろうというものを挙げてみましたので、ぜひ一度目を通して確認してみてください。


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1.免税のレジ対策
 
世界中どこへ行っても、お買い物の際一番気になるのはお会計ですね。
免税はお買い上げのきっかけとしてもちろん大事な対策ですが、それを十分にカバーできていますか?

免税してもらうのに時間がかかったりするとこのお店は大丈夫なのか?と不信感を与えてしまうこともあるでしょう。そのためにもレジに免税機能を備えて、スマートなお会計を心がけましょう。
各種カードの決済サービスもきちんと整えて、快適に利用してもらえるよう準備が必要です。
 
 
2.語学力を活かした接客
 
相手の理解できる言語で接客ができれば、コミュニケーションで差がつけられます。
それに旅先で相手の言っていることが分かれば、安心感も大きいですよね。

サイズ、色、在庫などあちらから聞かれることもあるでしょう。
まずは簡単な英語や中国語の使えるフレーズをマスターしておきましょう!
業界向けのセミナーや講座もたくさんあるので、参加してスキルアップを目指すのも一つの手ですね。

 
3.文化の理解
 
それぞれ国によって国民性というものがあります。生活の習慣によって考え方や行動は様々です。
中にはえっ?と驚くような行動をとる観光客の方もいらっしゃいます。
例えば「靴をここで脱いで、内側の鍵をかけて、フェイスカバーも利用してほしい」
日本人にとってはシンプルで当たり前のことでも、海外の方にとっては初めて経験することの場合もあります。

日本に来たなら周りを見て合わせてほしいという気持ちもあると思いますが、伝わらなければ当然分かりません。
こちら側も違う文化を理解し対策を立てておくことでトラブルを互いに未然に防げます。
試着室などにPOPを掲示して、注意事項に対する説明などがあれば親切でお客さまにも分かりやすいですね。

関連記事:顧客に愛される売り場づくりを考える

 
 
4.プロモーションの徹底
 
店舗の情報を外へ向けて発信できていますか?
SNSなどで日頃から世界へ向けて自分たちで発信していきましょう。
インフルエンサーは世界中にいますので、そういったマーケティングソリューションを使ってみるのも1つの手です。 

関連記事:小売店舗や小売企業でSNSを使いこなすには?
     SNS・シェアされやすい投稿とは?企業や店舗で使える!アイディア集

国によっても利用しているサイト・SNSは違うのでターゲットが利用しているツールを確認して利用しましょう。
海外の方も旅行前や旅行中は頻繁に情報をチェックしています。
お店でサイネージを使って情報のプッシュを行うのも効果的でしょう。
このとき、来店客が増加したかなどのマーケティングの効果測定も忘れずに行いましょう!

 
5.ネット環境の充実
 
海外渡航を経験したことがある方はわかると思いますが、海外にいる際のネットワーク環境はすごく重要です。
知らない土地でネットがないと不安にもなりますが、残念なことに日本はまだまだ公衆のネット環境が整っていません。
そんな中で旅行客にも便利なFree Wi-Fiがあれば、集客アップにも繋がるでしょう。

関連記事:Wi-Fiを利用し、リテールの売上を伸ばす時代の到来です 



 クレジットカードで支払う客
 


訪日のお客さまに向けて小売業の皆さまが今からお取り組みいただけることについて
以上5つの点を挙げました。

①免税のレジ対策
②語学力を活かした接客
③文化の理解
④プロモーションの徹底
⑤ネット環境の充実

お客さまにどうしたら楽しんでもらえるか、喜んでもらえるかをお客さまの立場に立って対策を立てるのが大事ですね。
相手が分からないのであれば理解するために努力する、できる限りの精神を尽くす、こういった心遣いは万国共通でしょう。
そうすれば自ずとその気持ちがお客さまにも伝わります。

あなたの全ての取り組みが顧客体験価値を生みます。
そして、これらをどう受け止められたのかどうかを数値として把握することも必要です。
それが次のステップの施策を生むことへと繋がっていくからです。
 
あなたも顧客満足度をアップさせる、日本の”おもてなし”を世界中の人に広めてみませんか?
 
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