データ活用のヒント

顧客に愛される売り場づくりを考える

顧客にとって買い物がしやすく、思わず手に取りたくなってしまう!という売り場とはどのようなものでしょうか?売り場は常に変わり続けるものです。工夫次第でお客様に楽しんでいただける仕掛けを考えてみます。


 

1.商品の魅力を引き出す陳列

ウィンドウショッピングの楽しみは、未知の新しい商品との出会いにもあります。

自分の購入するべき商品が決まっているお客様にとっては、それら未知の商品は"いますぐに必要"なものではないかもしれません。
けれど、「ここのお店は来るたびに発見があるな」「いつも面白い商品を置いているな」と思わせられればしめたものです。

商品を並べる際には売りたい商品や人気の売れ筋商品だけでなく
意外な組み合わせを研究してみると、お客様のハートをくすぐるかもしれません。

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店内で楽しそうに買い物をする女性たち

2.商品以外の要素

お客様が見ているのは商品だけではありません。
お店の雰囲気やインテリアなど、あらゆる要素がお店のキャラクター(イメージ)を決定しています。

インテリア、植物、の配置、音楽などはお店のイメージに合っているでしょうか?

お客様の年齢層、好みの傾向などを調査し、
買い物中のお客様が心地よくいられる空間づくりを心がけます。

スペースを確保できる場合は、通路の幅を十分にとって回遊性を高めましょう。
動きやすくなることで、購入までの流れがスムーズになる効果が見込めます。


ショッピング中にウィンドウを指差す女性たち

 

3.お客様の反応を計測する

客数・客単価を用いれば、お店の概況を把握することが出来ます。
来店客数は多いが客単価が落ちている場合には、商品の魅力が十分にアピールされていない可能性が考えられます。

売り場のリニューアルや陳列に変化をつけるなど、見直しを行う必要があります。
来店客数は少ないが客単価が上がっている場合はディスプレイの変更やキャンペーンなど集客対策を行っていく必要があります。

店頭の雰囲気はどうでしょうか?
お店の中に入りづらい印象はありませんか?

もう一度お客様の視点に立ってディスプレイや店頭の状況を確認してみます。
店内の様子が見えにくければ、歩いてくるお客様に良く見える位置にPOPやセール商品を配置し、店内への動線をつくります。

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今回は売り場づくりに焦点を当ててみました。顧客に愛される売り場を作ることは、購買機会を増やすための重要な要素です。
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