SNSを利用している店舗や企業様はとても多いと思います。
しかし、どうしたらシェアされるのか、いい反応がもらえるのか、ファンを増やせるのかと悩む担当者の方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで今回は、理論と実際の事例からどんな投稿が好まれるのかを検証していきたいと思います!
SNSでのアクションが生まれるワケとは・・・?
ではまず、SNSの構造からどういった投稿が良い反応を呼ぶのかを考えていきます。
もともと、SNSというのはソーシャルに物事を発信していくものです。
ですからシェアや反応を起こす時は、「人にこう見られたい」「私はこういう人なんですよ」といった
自身の表現を含んでいます。
また、誰かが発信したことに対して「私もそう思う」「これはクールだと思う」という意見や表現に対して
共感を生んだり感情を動かした時に、アクションが生まれていくのです。
そして情報に対して価値を感じた時には、これは自分の中で記憶やフォルダへ残しておきたい、
誰かに知って欲しいという思いから拡散を行っていきます。
つまり情報の発信者と受信者の区別がはっきりとしているメディア(テレビや雑誌)とは違い、
SNSは、情報を受ける側もまた発信者となり得るのです。
こういった背景から、企業でもSNSでユーザーとの繋がりを大事に構築していくべきだと言えます。
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SNSから購買行動へ繋がる?
「SNSが人気なのはわかるけど、売上に繋がるの?」という疑問もあるかと思います。
実際に、こういったデータがあります。
トレンダーズの10~40代女性を対象とした「SNSの利用行動と消費行動」に関する独自の調査データがあります。
「SNSの投稿を見てインターネットで商品を購入したことはありますか?」という質問には、インフルエンサー型では 63.2%、フォロワー型では46.1%が「購入したことがある」と回答。特にインフルエンサー型では 28.2%と約3割もの人が「日常的に購入している」もしくは「時々購入している」と答え、SNS 利用と購買行動がより密接な関係にあることが分かりました。
さらに、そこで「どのような投稿を見たときに、その商品を『欲しい』と思いますか?」という質問には、いずれも「内容に共感した投稿」としたほか、次いでインフルエンサー型では 「画像がきれいな投稿」(49.6%)、フォロワー型では「商品の体験談が書かれた投稿」(36.9%)という結果となったそうです。
SNS活用事例 Instagram編!
さあ、この基本を元に具体的にどんな投稿が好まれるのか、お手本を元に考えていきましょう!
小売企業のみなさまの多くが利用するであろう、ご存知Instagramからその例をみていきます。
4. UNIQLO ユニクロ
実際の企業Instagram人気アカウントを見てわかったこと・・・
・見た瞬間に惹きつけられるビジュアルを用意する!
写真の撮り方、配色にこだわってみましょう。かっこいい!可愛い!といった共感を呼びましょう。
・使用もしくは着用イメージが湧くコンテンツにする!
日常でこう取り入れたいな〜!とユーザーの想像を掻き立てるようなものが良さそうです。
・トレンド感を充実させる!
今ユーザーにとって必要なもの、役立つ情報が届けられると購買率がグッと上がるのではないでしょうか。
また、投稿内容以外でも発見があったのでこちらも気にしてみてください。
・関連した投稿をしてくれた人にはいいね!やコメントを欠かさない
・質問には素早く答える
・ハッシュタグは決めたものを毎回使う
・投稿頻度は多すぎず、少なすぎず(今回見たものは毎日1〜3回ぐらいでした)
これからもSNSは私たちにとって欠かせないツールとなりそうです。
うまく活用して店舗をさらに盛り上げていきましょう!
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