データ活用をはじめよう

ビッグデータを店舗運営に活用する

小売業界ではビッグデータをどのように活用することができるでしょうか?近年は、テクノロジーの発達によりこれまでの常識を覆すような技術が次々に生み出されています。センサーの高性能化、廉価化により、より手軽にデータ分析を行うことが可能になりました。


最近よく聞く「ビッグデータ」という言葉。
店舗運営に生かす、という側面でみるとどのように活用できるでしょうか?

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1.そもそもビックデータとは?

ビッグデータとは、従来のデータベース管理システムなどでは記録や保管、解析が難しいような巨大なデータ群のこと。
明確な定義があるわけではなく、企業向け情報システムメーカーのマーケティング用語として多用されている。

多くの場合、ビッグデータとは単に量が多いだけでなく、様々な種類・形式が含まれる非構造化データ・非定型的データであり、さらに、日々膨大に生成・記録される時系列性・リアルタイム性のあるようなものを指すことが多い。

今までは管理しきれないため見過ごされてきたそのようなデータ群を記録・保管して即座に解析することで、ビジネスや社会に有用な知見を得たり、これまでにないような新たな仕組みやシステムを産み出す可能性が高まるとされている。
引用:IT用語辞典|ビッグデータ より

 ビッグデータを店舗運営に活用する

2.目標達成のためのデータ分析

従来のデータ分析では、データの種類が少ないか、または正確性に欠けていたため、担当者の知見による「仮説」と「検証」のプロセスを繰り返していました。

この方法では、あくまでも仮説の範疇を超えないため、実際は立てた予測とは全く違う現象が起きている、ということも起きかねません。

多種多様で正確なデータを蓄積・利用することで、「仮説」のプロセスを省略でき、大幅な時間の短縮へとつながります。

ビッグデータを利用することのメリットには、店舗の課題・目標の明確化、業務プロセスの最適化を促す、新たな可能性の発見などがあります。

センサーデバイスの多様化やデータベース技術の発達により、今までに取得できなかった種類のデータを取得したり、専門的な知識を必要とせずともデータを扱うことができるようになってきました。

ビッグデータ分析では、種類の異なる大量のデータを扱うため1度や2度の分析でベストな結果が得られるとは限りません。

できるだけ長期間のデータを比較できることが望ましいですが、
まずは取得したデータの中から、特に変動の大きい部分に注目し、複数の事象の関連性を探ることから始めます。
事象の原因には一定の法則があることが多いものです。目標値(KPI)の種類によっては、天気や時間帯なども考慮する必要があるかもしれません。
データと現場で起きていることの因果関係を知るため、スタッフやカスタマーの行動観察(定点観測)も行うと更に効果的です。

ビッグデータを店舗運営に活用する

 


3.店舗でどのように生かすか

身近なところでも、GPS、加速度センサー、指紋認証、など私たちの生活には様々なセンサー技術が浸透しています。
近年は、テクノロジーの発達によりこれまでの常識を覆すような技術も次々に生み出されています。
センサーの高性能化、廉価化により、より手軽にデータ分析を取り入れることが可能になってきています。

小売業界ではビッグデータをどのように活用することができるでしょうか?
実際のデータの活用事例を見てみましょう。

事例1:ある企業では什器の配置を検討するために、消費者の視点移動を計測するセンサーを設置しました。従来、売れ筋商品は上段左側に配置することが通例となっていたが、データの分析により商品棚の下段に視線が集まりやすいことを発見、配置を変更しました。これにより、1.2%の売上増となりました。


事例2:ある店舗では商品の陳列データを詳細に分析し、他と比べ顧客単価が特に高い陳列棚を特定。従業員をその特定の棚の付近に多く配置することにより、購買率UPへとつながり15%の売上増を実現しました。

ビッグデータを店舗運営に活用する


このように今後、ビックデータの活用はビジネスにおける重要なファクターとなっていくことは間違いありません。
やみくもに「仮説」を立てるのではなく、データに裏付けされた「確証」のもとに分析と活用を続けていきたいものです。

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