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はじめましょう!小売ビジネス×コンテンツマーケティング

作成者: Flow Solutions|2017/09/27 23:08:00

ただ店頭に並べいただけではモノ売れなくなっているこの時代、店員のサービスの向上などによる、顧客の店舗での買い物体験の向上が重要視されています。


しかし、そもそも店頭にお客様にきていただかないことには、店舗スタッフが接客スキル向上の努力をしたり、店内の商品構成・レイアウトを充実させても、無駄骨を折ることとなってしまいます。

売上を生み出す現場である店舗への来客を増やすために、小売企業もデジタルマーケティングの重要性を再認識する必要があるのではないでしょうか。

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ところで、この記事をお読みの方は、「コンテンツマーケティング」という言葉を一度は耳にしたことがあるかと思います。

コンテンツマーケティングとは
「コンテンツマーケティングとは、有益で説得力のあるコンテンツを制作・配信することによって、ターゲット・オーディエンスを引き寄せ、獲得し、エンゲージメントをつくり出すためのマーケティングおよびビジネス手法を指す。その目的は、収益につながる顧客の行動の促進である」
出典:『エピック・コンテンツマーケティング』(発行=マグロウヒル・エデュケーション、発売=日本経済新聞出版社)

ここにあるように、コンテンツマーケティングではコンテンツの配信によって顧客との接点を作り出し、顧客と「つながる」ことでエンゲージに繋げていきます。

弊社、Flow Solutionsも、昨年からデジタルコンテンツマーケティングの充実に取り組んできました。
まだ開始して1年あまりではありますが、コンテンツによってクライアント様と繋がり、実際にお話をさせていただく機会を数多く作り出せたと実感しています。

 

 

話を少し戻すと、冒頭に挙げた「店舗への来客を増やす」ということは、買う一歩手前の「お店とお客様との接点を作る」ことです。
すなわち、お客様と「つながる」ことですね。

小売ビジネスにおいて、お客様と接点を作ることを目的とした時、コンテンツマーケティングを取り入れることでそれを達成できるのではないでしょうか。

 

小売ビジネスにコンテンツマーケティングを取り入れるメリットを以下に挙げていきます。

▪️コンテンツが豊富・作りやすい

コンテンツマーケティングを始めるにあたって、まず壁となるのが「どのようにしたら優良なコンテンツを作ることができるのか」という問題です。

お客様のニーズはどのようなものか?
どのようなコンテンツならば興味を持っていただけるのか(アクセスが増えるのか)?
はじめはどんなコンテンツが成功するのかわからないものです。
加えて、コンテンツを作るには、画像素材を探して購入したり、内容によっては他社の許可をとったりと、なにかと手間がかかるものです。

弊社の場合ももれなく、はじめに課題となったのがコンテンツそのものの制作です。
コンテンツ制作にあたって、一体どんなテーマを設定して、何を用意したらいいのか…一から手探りで始めました。

コンテンツを制作する中で気づいたことは、難しく考えず仕事のあらゆることをコンテンツにしてしまえばいいということです。

  • 営業先でお客様に訊かれたサービスに関する質問への返答
  • 新しいサービスの誕生した背景やその関連商品
  • 来店する客層・ブランドのターゲット層が興味を持ちそうな分野

など、身近な出来事や新しいサービスに関連した事柄をそのままコンテンツにしてしまいましょう。

そしてお伝えしたいのが、小売企業はコンテンツ制作において有利だということです。
お店には常に新しい商品が入荷されます。ということは、コンテンツ制作のネタの宝庫だということです。
魅力的な商品の写真を撮り、文章を添えて、未来のお客様に届けましょう。

 

▪️コンテンツマーケティングはコスパが良い

誰もがスマホを持っている今、デジタルの力を利用しない手はありません。
今や誰もが、毎日サーチエンジンで情報を探しています。
その時に、あなたの会社のウェブサイト上のコンテンツが検索に引っかかり、興味深いものであれば、店頭に足を運んでくれるかもしれません。

自社サイトやオウンドメディアを作ってコンテンツを発信することは、スペースを借りてイベントを行う金額や、名の知れた媒体に広告をだす金額に比べたら圧倒的にローコストです。
コンテンツが失敗(=ページビューが増えなかった・エンゲージに繋がらなかった)としても、大きなコストを背負うことはありません。

まずは手軽にブログやSNSを通して、お客様のためになる/興味に引っかかる情報や、商品にまつわるコラムというようなコンテンツを発信してみてはいかがでしょうか。

 

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コンテンツマーケティングは、身近なネタをコンテンツにして発信することから始められます。
ある程度コンテンツの量が溜まるまでは結果が見えにくいかもしれませんが、1年続ければ必ず成果が出るはずです。

今日からでも、あなたのビジネスに取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

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