今年も3月1日に18年新卒の就職活動が解禁されました。
アイデムは「2018年卒業予定者の就職活動に関する調査(2月1日時点)」の結果を発表しました。
働く上で大切なことはと聞くと1位に「働きやすさ」(56.1%)、2位に「仕事の内容」(33.6%)、3位に「給与の高さ」(10.3%)という結果となりました。
「働きやすさのイメージ」はというと、1位に「社内の人間関係・風通しが良いこと」(50.8%)で、2位「年間休日数が多いこと」(35.6%)、3位「残業時間が少ないこと」(31.8%)、4位「有給休暇取得率が高いこと」(20.6%)となっています。
社会人になって大半の時間を過ごす場所でもあるため、学生たちは働きやすさにこだわっているようです。
私たち企業側の取り組みとしてはどのようなことをしていかなければならないでしょうか?
まず、大前提として働きやすい環境作りが求められます。
社内の人間関係がうまくいっている、つまりコミュニケーションが取りやすい環境でなくてはなりません。
小売業界は現場からスタートする新入社員の方が多いと思われます。
店舗を運営するのは小さなコミュニティですが、だからこそチームワークや声掛けが大切になります。
雰囲気作りやモチベーションを大切にしなければいけません。
チーム一体となってモチベーションを上げるとき、効果的なのは一緒の目標を作るということです。
ミーティングや毎日の朝礼などでこれらを行うと思いますが、その時に気をつけるべきことがあります。
それは具体的でわかりやすいものにするということです。
ポイントとしては数字を入れることを意識しましょう。
数値目標にすることで達成するまでのプランを自ら具体的に考え、動くことができるからです。
「これまでに□人のお客様がいらしてる、今日はお客様の入りもいい。
このポジションで△時までに〇〇円の予算を取って目標の購買率まで貢献していこう。」
といったようにアクションプランを練ると、日々の店舗運営にも活気が出てくるのではないでしょうか?
全員が共通の指標で同じレベルで理解することが大事です。
そうすることで各個人のやる気と全体のモチベーションが上がっていくでしょう。
働きやすい環境作りに取り組み、愛される企業・ブランドを目指していきましょう!
▶︎目標値(KPI)の決め方についてはこちらの記事を参考にしてください。