購買率は、購入率・買上率・コンバージョン(Conversion)・転換率とも呼ばれます。
目次
購買率とは
来店計測からの算出方法
購買率の評価方法
一元管理ツールを使ってグラフ化
購買率とは
購買率は、「来店されたお客様のうち、何割のお客様が購入に至ったのか?」を表す指標です。
売上と密接に関連する、購入件数を構成します。
目標(売上予算)を達成するため、店舗の販売力(パフォーマンス)を評価することに活用できる指標です。
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購買率は以下2つのKPIで構成されます。
①お店に来店されたお客様の数(=来店客数)
②お客様が商品とお金を交換した回数(=購入件数)
①来店客数は、来店カウンターやカメラなどを利用して計測します。詳しくはこちら
②購入件数は、POSのデータから算出されます。
購買率の評価方法
店舗の適切な購買率は、店舗業態やKGI(最重要指標)の目標をどこに設定するかにより、大きく変化します。
KGIを「売上高」とした場合、多くの店舗では「売上予算の達成」が目標となるかと思いますが、その場合、売上予算(KGI)を達成するためのプランを作成では「何人のお客様に(購入件数)」「いくらで(客単価)」売れば目標に到達するのかを検討することでしょう。
購買率は「何人のお客様に」売れば予算が達成するかに関わるKPIであるため、「どうやったら売上予算達成に必要な購入件数を得ることが出来るか?」を検討する際に使用します。
例えば、売上予算が100万円、昨年同時期の客単価が1万円であり、今期も同程度を見込んでいる場合は、売上予算を達成するためには100件の購入件数が必要となります。
昨年同時期の来店客数が1,000人で、今期も同程度の来店が見込める場合は、購買率は10%以上達成できれば売上予算を達成することができます。
適切な購買率を検討するのではなく、「目標を達成するために必要な基準」として購買率目標を設定することで、自店舗に合わせた目標設定と評価を実施することができます。
一元管理ツールを使ってグラフ化
来客計測から得られる①来店客数と、POSデータから得られる②購入件数は、API連携をすることにより自動集計や時間ごとの数値が把握できるようになっています。
購買率以外のKPI(店舗業績重要指標)も同様に統合して店舗のデータを一元管理をすることで、ECサイトと同様に店舗内のお客様行動を見える化して施策の最適化を図ることができるようになります。
本部だけでなく店舗スタッフも利用【店舗データ】統合・分析・行動提案で売上向上を実現!Flow