新型コロナウィルスの影響による外出自粛要請を受け、全国の商業施設にて来店客数が大幅に減少していることは皆様周知のことと思います。
弊社でもお客様の来店情報を注視するとともに、他に変化が起こっているKPIについて監視を続けております。
その中で、小売店舗の重要な指標である「購買率」に関して変化の兆しがみられたためご報告いたします。
こちらのグラフは弊社クライアントさまの購買率データをを集計し、週毎の動向を調査したものになります。
新型コロナウィルスの影響により来店客数は減少しているものの、直近2週間の購買率は昨年と比較し増加していることが分かりました。
外出自粛要請を受け来店されるお客様が減少する中で、ご来店くださるお客様は目的意識を持ってお店に足を運んでくださっている可能性が考えられます。
すでに多くのリテーラーで活用されている指標の購買率。もう一度購買率についての認識を確認していただきたいと思います。
購買率=転換率=コンバージョン??? 5つの質問
来店されるお客様が少ない今だからこそ、ご来店いただいたお客様には丁寧に、時間をかけサービスすることで未来のリピーターに繋げることが出来るかと思います。
また、今回は購買率に注目した分析データの一部をお伝えいたしましたが、こうした目に見えるデータを提示することで、現場のみならず携わる全ての部署が情報を共有し、会社全体としてもモチベーションの維持向上に期待が持てます。
昨今、メディアでは浮かないニュースばかりですが、少し目線を変えることでいま取り組むべき課題が見えてくるかもしれません。