AIで小売が変わる！

 

 

世界各地で、小売業界での無人化が加速しています。

 

コンビニエンスストアをはじめ、スーパー各社はセルフレジを用意したり、自動販売機で飲食物だけでなくコスメや服を販売するといった驚きの動きも出てきています。
今後小売店舗でほとんど自動化、無人化に近い店舗が増えてくるかもしれません。

 

大きな理由として小売業界における労働力不足があげられます。さらなる少子化が見込まれているので、今後一層高まってくるかもしれませんね。

 

現在、日本でも駅ナカのコンビニや大手スーバーでは取り入れられていますが、アパレルにおいてもGUでのセルフレジにおける取り組みが注目されています。

 

アパレルでは取り扱う商品数が多いため、システムが困難で、導入コストや社内での対応が問題視されているものの、小売店であればアルバイトなど若い人手が足りていない場合においては需要がありそうです。

 

 

またコーディネートを提案するような店舗では、人員が足りていないと顧客満足度も下がる可能性もあるため、どの部分において無人化を進め、付帯業務を減らすことで接客時間を増やすかが勝負となりそうですね。

 

RFIDタグの普及を経済産業省が後押ししており、これから様々な小売店へ広がっていくことが予想されます。(経済産業省は、2025年までに、セブン‐イレブン、ファミリーマート、ローソン、ミニストップ、ニューデイズの全ての取扱商品（推計1000億個／年）に電子タグを利用することについて、一定の条件の下で各社と合意しました。これを踏まえ、各社と共同で「コンビニ電子タグ1000億枚宣言」を策定しました。)

他にも、来店客数データやスタッフパフォーマンスからスタッフシフト作成に役立てるようなことも今後できるようになるかもしれません。

 

小売業界の課題について考える記事はこちら：
小売業界2016年の振り返りと2017年改善すべきこととは？

 

 

 

 

 

AIを利用した商品づくりや店舗づくりも今後期待されます。

 

小売において、デザインは発信されるトレンドが最重視されてきましたが今後はデータを活用した、売れる商品づくりが可能になります。どの客がどんな商品を好むのか、今までは商品IDと購買データがその鍵を握っていました。
これからはデザイン単位でのAIレベルでの開発が主流となってブランドや商品が作られる、そんな時代がくるかもしれません。

 

またオンライン店舗を持つAmazonなどがリアル店舗の強化をスタートしています。ECと同じレベルでの顧客満足度を与えることができれば、店舗も増えていくでしょう。

顧客満足度の高い店舗作りを目指すあなたへ：
小売業界の方必見！Amazonのリアル店舗に学ぶ、顧客体験を生む店舗の作り方

 

 

 

 

 

AIを利用した店舗のパフォーマンス改善も今後、注目される分野の１つです。

弊社ブログ記事でも取り上げていますのでご覧ください。

＞IoTと小売ビジネスのこれから

"現在では店舗というリアルな場の情報を事細かに収集、データベース化し、そのデータの分析結果をビジネスに活かしていこうという考えが広まりつつあります。

顧客の属性情報や来店客数、外国人訪問者比率などのデータを収集するIoTとして、来店客数をカウントするセンサーや、カメラ、WiFiセンサーなどが小売店に置かれる様になりました。

センサーによって得られたデータは、クラウド上でPOSデータ、天気データなどと統合されます。
そして、それらのデータをBIツールを用いて可視化し、店舗の意思決定に活かしていくことが可能になってきているのです。"

店舗でのデータを蓄積し分析することで、来店客数や来店客の動向を探ります。
人工知能を用いて、それらの蓄積されたデータを解析することで店舗でのアクションを提案をしてくれるのです。

 
店舗分析プラットフォームInSightでも、店舗データの変化によって次にとるアクションを提案します。
それらのアクションを確実にこなしていくことが、KPI数値をあげていくことへと繋がります。

今回取り上げたどのAI活用方法も今後ますます期待できそうですね！
しかしどのソリューションを導入するにしてもどのような目標(＝KPI)をたて、どのように活用するのかは全て人が行わなければなりません。

Flow SolutionsではIoTデータの収集から、統合・分析・活用までをトータルでサポートいたします。

AIやIoTを使って店舗のパフォーマンスを改善したいとお悩みの方、

まずは以下のリンク先からご相談をお待ちしております！