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店長のデータ活用、どうすればいい?

作成者: Flow Solutions|2017/07/20 5:57:36

 

もしあなたが小売店で働くスタッフであるならば、店舗のデータ活用について考えたことはありますか?

店長は店舗データを、日々の営業にどのように活かすことができるでしょうか。

店舗のデータを見られる環境にいるのに、それを利用していないのであればぜひ今日からでも活用しましょう!
この記事では店舗でのデータ活用について考えます。

 

 

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売上以外の数値目標を持つ

店舗の売上目標に向かって、営業をすることは大切です。
では、その売上目標を達成するには、どうすればよいでしょうか?

ここで、データを活用していくのが効果的です。
売上達成のために、他のKPI(重要指標)に目標値を設定し、達成を目指しましょう。

具体的には、購買率・客単価・セット率・買上点数といったKPIに目標値を設定し、それを目指していきます。

 

「今日は売上が達成できなかったね…。気持ちを切り替えて明日は目標◯◯◯円を目指しましょう!」

このように、目標を達成できなかった理由を明らかにできないのでは、いつまでたっても売上目標は達成できません。

 

「今日は混み合う時間に多くの方に接客をでき、購買率は◯◯%で目標を達成できました。

しかし、客単価は目標に届かず、売上目標達成には至りませんでした。明日は、先週人気のあった商品Aと商品Bをあわせておすすめすることを徹底して客単価目標の✕✕✕円を達成できるようにします。」

というように、KPIで売れない理由を明らかにし、そのKPI数値をあげるための具体的アクションを実施していくようにしましょう。

 

 

来店客数データから混み合う時間を予測

店舗にとって、1日のどの時間が最も混み合うのかを知ることはとても大切です。
なぜなら、混み合う時間に適切な人数のスタッフを配置し十分な接客をすることで、高い購買率を維持することができるからです。

この混み合う時間帯を知るために、過去の来店客数データを利用しましょう!
先週、前年、過去数年の同日の来店客数データの推移をみることで客数の傾向を知ることができます。

傾向が見てとれたら、その結果に基づいた人員配置、在庫計画をしましょう。
スタッフの休憩や、検品などの作業はなるべく込み合う時間を避けるのが基本ですよね。
来店客数データをうまく活用することで、効率の良い運営をしていきましょう。

 
 
 

  

 

他店舗との比較をする

売上が伸び悩んでいるとき、同じブランドの他店の数値を確認したり、自店と比較してみましょう。

基本のKPI、来店客数・購買率・客単価を比較すると、今の自店のパフォーマンスがよくわかります。

また、購買率が高い店舗があればどのような接客をしているのか、客単価や買上点数の数値の高い店舗があればどのような商品提案をしているのかなど、その店舗に連絡をとって訪ねてみましょう。

データを見るためのレポートサイトのフィルター機能を利用することで、さらに詳細な分析をすることも可能です。

 

  

 

データを活用することで、店舗パフォーマンスを把握できるだけでなく、売上をとっていくための具体的な戦略を考えることができます。特に、売上が伸び悩んでいるときこそ詳細にデータをチェックして、お店の体制を立て直していきましょう。