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小売店舗の10月KPIデータと成功要因

作成者: FLOWインフォメーション|2023/11/21 9:00:00
目次
10月店舗KPIサマリー
KPIの数値から見えること
数値を日々行う業務の評価基準へ

 

10月店舗KPIサマリー

【来店客数】
前年対比 100%  
【売上】前年対比 103% 
【購入件数】前年対比 95%
【購買率】前年対比 95%

10月は記録的な残暑となりました。アパレルでは冬物・秋物の動きが鈍くなることが予想されていましたが、売上は103%となっています。購入件数は低下しているものの客単価では前年以上の数値がみられました。

傾向として、現在の客単価を維持しつつ、購買率を前年比95%で維持が出来れば、売上は前年を超える可能性が高いと言えるでしょう。

(「トラフィックトレンド10月/その他KPI サマリー」より)


【使用データ】
弊社サービスご利用店舗様の来店客数・売上・購買件数・購買率データを集計
※アパレル:アパレル業態が対象 その他:アパレル以外の業態が対象

【対象期間】
期間:2023.10.01(日)~10.31(火) 比較期間:2022.10.02(日)~11.01(火)

【比較方法】
日別推移:対象期間内の日毎各KPI実数値と前年同曜日実績の比較

 

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KPIの数値から見えること

 

KPI【来店客数】前年対比 100% 
来店客数100%の増加は、広告や販促活動の成功を示したり、顧客の期待を超える魅力があることを意味します。

KPI【売上】前年対比 103% 
売上の増加は、効果的な商品展開や購買体験の向上に起因しています。

KPI【購入件数】前年対比 95%
購入件数の軽微な減少は、需要変動や競合他社の影響を考慮する必要があります。顧客の好みや需要の変化に敏感に対応することが求められます。

KPI【購買率】前年対比 95%
購買率の安定は、来店客の期待に応える商品陳列やスタッフのサービスに起因しています。この安定感を維持し、引き続き維持または向上させることが重要です。

 

数値を日々行う業務の評価基準へ

 

数字を理解するメリット
過去のデータから得られた洞察は、将来の方針や戦略を考える上で貴重なものであり、数値を理解しトレンドを把握することで、迅速で正確な意思決定が可能となります。

数字に基づく小売戦略の構築
小売店舗の成功はKPIと目標の整合性に基づいています。
定めらたKPIに対して目標を設定し、それに向けた具体的な施策を展開していきます。数字に基づく戦略は変化する市場に即応する柔軟性が生まれますし、定期的なモニタリングと必要に応じた調整を行うことで、最適な状態を維持できるようになります。

 

数値を過去に遡る作業を簡単にし、時間短縮できるツールを利用しながら、定期的なデータ分析を通じて、効果的な施策を展開し、変化する市場に柔軟に対応していく、これらのことが成功の鍵です。

Flow Solutionsでは、カスタマーサービスによる店舗KPIマンスリーレポートの作成や共有をはじめとした様々なサポートを展開しております。小売店舗の来店客数データを含むトレンドを発信しています。

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株式会社Flow Solutionsは、2016年にデータ活用プラットフォームの提供を開始し、アパレルや雑貨店、家電量販店など、これまで100社以上・900店舗以上へのシステム導入と3,000以上のセンサー接続実績があります。 リテールデータ活用AIプラットフォームFlowは、IoTによる人流計測データや既存データとの連携によって店舗状況を可視化し、AI技術を用いた多次元なデータ分析を可能にします。店舗データの活用によって売上改善や業務効率化に効果を発揮するソリューション・ベンダーとして、小売業の課題解決にあらゆるソリューションを提供しています。