2023年7月小売店舗への来店客数動向に、【売上】【購入件数】【購買率】データを追加した弊社データ集計によるトラフィックトレンド7月を特別公開いたします。これら店舗KPIデータから、来客の増減に合わせた「スタッフ生産性向上・適切なシフト調整」の重要性が見えるようになっています。
来店客数動向はこちら
7月の気温は上昇!来店客数も上昇!?
アパレル業態も、7月初旬に前年比+4%と微増でしたが、中旬では前年比+13%、下旬では前年比+15%と大きく増加しています。全地域で前年越えとなりましたが、第2土曜・日曜日に天候の崩れから、九州地域と日本海側は来店客数が大きく下がったことにより、全体としては大きな伸長は見られませんでした。
その他小売業界は、7月初旬は前年比+0%、中旬は前年比+5%、下旬は前年比+9%と全体で約5%と上昇しています。アパレル程の伸長は見られませんでしたが、第4週目以降より、来店客数は伸び始め、夏休みが始まったタイミングでの家族連れによる傾向と見られます。
【対象期間】
期間:2023.07.01(土)~07.31(月) 比較期間:2022.07.02(土)~08.01(月)
【使用データ】
弊社サービスご利用店舗様の来店客数・売上・購買件数・購買率データを集計
※アパレル:アパレル業態が対象 その他:アパレル以外の業態が対象
※データ保護の観点から実数値及びブランド数、店舗数、その他業態・内訳の公表は差し控えさせていただいております
【目次】
新たに追加してご紹介するのは、【売上】【購入件数】【購買率】トレンドです。
来店客数の増加率は売上よりやや高く伸びているものの、来店客数が伸びることで、購買率の減少が発生しています。
業務改善によるスタッフ生産性向上とパワーアワーに合った適切なシフト調整が必要と考えられます。
弊社来店計測ソリューション導入のお客様には、店舗データの蓄積がないお客様でも安心して「店舗データの活用」に取り組んでいただけるよう、全国の来店客数動向等のデータをご提供しています。
日別の来店客数推移など、対象期間内の来店客数合計と前年同曜日との比較についてもデータをご覧いただけます。
リアルタイムな店舗データの活用を、一緒に進めて参りましょう。
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