オンラインストアでは、いくつかのKPI(重要評価指標)を用いてそのパフォーマンスを測定し、顧客を呼び込むことに成功しています。
実店舗では長い間、「売上」や「客単価」、「販売件数」などがKPIとして利用されてきました。この指標は、購入に至ったお客様の行動に焦点を当てた指標ですが、テクノロジーの進化に伴い、購入に至る前のお客様の行動が数値化できるようになっています。
今回のブログでは、来店客を計測することにより、新たに見える店舗KPIについてご紹介します。
ECサイトと実店舗のKPI比較
(Flow Solutions作成)
上の図は、ECと実店舗において、お客様が購入に至るまでの行動がどの「KPI」に関してデータ計測できるかを表したものです。
これら店舗KPIの「店前通行人数」「来店客数」「訪問客属性」「立ち止まり数」「店内滞在時間」「レジ待ち人数」などは、来客計測のツールを使って計測が可能です。各種計測ツールについては下記の「来店客数計測技術比較」をご覧ください。AIを使った最新技術まで、もれなくご紹介しています。
【店舗KPI : 来店客数とは?】
6分でわかる来店客数!Youtubeで簡単に学んでいただけます
・来店客数の計測ツールで、導き出せる店舗の主な指標は、「購買率」「顧客/スタッフ比率」「試着室使用者数」などをはじめとして多数あります。
・店舗のパフォーマンスを、多角的に評価できるようになります。
【店舗KPI : 購買率】
6分でわかる購買率!Youtubeで簡単に学んでいただけます
・なぜ購買率に注目すべきか?
・購買率に注目することで、店舗スタッフの業務に対するモチベーション向上や売上を達成するための行動が明確になります。
本部・経営層だけが、この「KPI」を理解して戦略を立てるのではなく、会社の各部門、特に店舗スタッフが理解して、効果的に利用していくことで、店舗のパフォーマンスは劇的に向上します。
実際、店舗スタッフ・店長・エリアマネージャー・本部がどのように来店客数データを利していけば良いでしょうか?そのヒントを「KPIの活用方法」にてご紹介しています。
■ Flow Solutions 会社概要 株式会社Flow Solutionsは、2016年にデータ活用プラットフォームの提供を開始し、アパレルや雑貨店、家電量販店など、これまで100社以上・900店舗以上へのシステム導入と3,000以上のセンサー接続実績があります。 リテールデータ活用AIプラットフォームFlowは、IoTによる人流計測データや既存データとの連携によって店舗状況を可視化し、AI技術を用いた多次元なデータ分析を可能にします。店舗データの活用によって売上改善や業務効率化に効果を発揮するソリューション・ベンダーとして、小売業の課題解決にあらゆるソリューションを提供しています。