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インタビュー:カスタマーサクセスディレクターにVMDについてきいてみた!

作成者: Flow Solutions|2018/08/29 8:05:01

こんにちは。今回のブログでは、海外インターンによるFlowのカスタマーディレクター青葉へのインタビューを掲載します。
*このブログは日英2カ国語でご覧いただけます。

Flow Solutionsでの役割は何ですか?

青葉はカスタマーサクセスディレクターを担当しています。

 

このポジションのお仕事内容は何ですか?

カスタマーサクセスディレクターは、クライアント様が当社ソリューションを最大限に活用して頂く事を重要視しています。青葉は本社から店舗スタッフ、全ての従業員が我々システムから表示されるKPIを理解し、これらのデータから適切なアクションプランを立て実行できるよう努めます。

 

今のお仕事は過去のお仕事とどうのように関連していますか?

青葉は過去10年以上のリテール経験を持っています。店長から全国のVMDマネージャーとして活用し、ブランド内のVMDストラテジーの決定、トレーニング、新店やリニューアル店舗の店舗設計に携わりました。これらの経験はリアル店舗を知るためにも大いに活用できます。

 

VMDとは何ですか?

VMDとはVisual Merchandisingの略で、商品計画を視覚的にコミュニケーションを図るマーケティングツールの一つのことです。またVMDでは、売上に貢献できるよう店舗をブランドイメージやシーズンを訴え、お客様のニーズに合うよう戦略を立てて魅了した売場を作ります。

 

VMDはどのように活用できますか?

店舗はマイナー変更や戦略的に計画を立てて変更を行います。例えば、一般的にセール時期に高価格商品をエントランス付近に展開するよりも低価格商品を打出し売上に繋げるよう店内を変更します。このようにVMDは何を変更するにも売上に繋がるため、VMDは大いに必要不可欠な仕事になります。

 

VMD+とは何ですか?

当社のプラットフォームではVMD+というレポートがあり、店舗の図面にある什器を自由時座に配置でき、各エリアの通行人数、滞在人数、滞在時間を計測することができます。これらを測ることによって、行ったマーケティング戦略に対する顧客の反応を数値で表すことが可能になります。このようなヒートマップ情報は、多くのクライアント様に適切且つ有効なデータを提供することができます。

 

VMD+は店舗にとってどのようなメリットがありますか?

当社のVMD+では、今までどこのエリアが最も多く滞在したなど感覚で行っていましたが、データを正確な数値に表すことで的確な目標を立てることが出来ます。例えばA/Bテストを実施した際にはどのエリアに最も多くの人が立止まったかなど確認することが可能となり、VMDだけではなくマーケティングにも活用できます。残念ながら現段階では什器と売上は統合していませんが、どのエリアが最も集中し、通行したかはVMDやマーケティングには有利な情報となります。

 

今後VMD+はどのように発展していくと思いますか?

技術の開発と共に今後更に有効なシステムへとアップデートされるでしょう。例えば各什器を売上との統合や、どの商品が試着室へ行き売上に繋がったなど商品追跡が見えるようになっていくことを期待します。これらの情報は小売業にとってはとても有効な情報であり、上手く活用すれば他社と格差を付けるのは間違いないでしょう。

 

他社ではなくFlow Solutionsを選ぶ理由は何ですか?

Flow Solutionsの特徴でもあり他社様との違いは、システム導入後に提供するサービスの強化と自負しております。多くのお客様は、システムを導入しても活用方法が分からないやKPIの意味を理解していてもどのように店舗と結び付けていいのかわからないというお言葉は良く耳にします。当社ではデータからよりビジネスを理解し、アクションプランを立てて頂けるようシステム導入後のサポートに力を入れています。

 

将来のリテールデータ分析をどのように考え、またVMDやVMD+のビジョンはどのように適合すると思いますか?

現在の小売業市場では、見えるデータは限られ売上結果のみを重要視している所が多いです。既にオンラインサービスが盛んの中、リアル店舗で勝抜くためにも今後はお客様の動向や顧客体験を可視化し分析していく必要性が出てくるでしょう。センサーによる来店客数、購買率の計測は今後必要不可欠になっていくと考えます。