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セミナーレポート:事例から学ぶ「なぜ、リアル店舗分析?」

作成者: Flow Solutions|2018/12/21 7:40:26

 ECの台頭、消費市場減少、人手不足などあらゆる環境の変化に対応するべく、小売業界もデジタル変革の時期を迎えています。その1つがIoT技術を利用した「店舗分析」と言え、様々な小売企業がお客様の店内行動の数値化をはじめとした、データ活用を開始しました。

 ここで「なんとなく知ってるけれどよく分からない」店舗分析がなぜ必要なのか、店舗データの活用方法、事例などを改めて皆様にお伝えできたら・・という思いからイベントを企画し、開催いたしました。

 今回は、12月13日に開催された弊社フローソリューションズによる主催イベント、事例から学ぶ「なぜ、リアル店舗分析?」についてご報告いたします。

 本セミナーでは、「店舗分析」を基点とし、店舗運営における小売企業さまの問題解決のヒントをご紹介しました。最後のお時間では懇親会とし、ご参加いただいた皆様と情報交換をいたしました。

 また、今回は話題のコミュニティワークスペース「WeWork」にて、デザインが爽やかで素敵なセミナールームをお借りし、開催させていただきました!


第一部 なぜ、今リアル店舗分析が必要?

第一部では、弊社シニアセールスコンサルタントの鈴木が登壇しました。

デジタル変革の波と脅威

 現在、様々なデジタル技術が現れる中、Amazonをはじめとする従来の小売業に影響を与える「デジタルディスラプション」の動きが目立っています。これらの企業は、データを蓄積し顧客理解を深めることにより、お客様にとってより魅力的なサービスや経験を提供しています。

 ここで注目すべきはリアル店舗の強みとして、お客様自身が実際に商品を手で触れ、その空間で買い物を体験できることであり、「カスタマーエクスペリエンス」をより効果的に改善することが重要です。

小売業界内での課題と解決策

 小売業界では、現状として良いものを作ってもなかなか「モノが売れない」という事態が起こっています。これらが引き起こされる原因は人口減少や若者の物離れなど・・もちろん外部にもありますが、内部環境にもまだまだ改善できるポイントは残されています。

 店舗側としては、魅力的な売場づくりが出来ない・接客や店舗パフォーマンスに格差・セール販売が増えることによるブランドイメージの低下などカスタマーエクスペリエンスの低下」が課題であり、本部側としては、商品投入精度の低下・次善策、次期計画の遅れ・販促施策がタイムリーに設定できないなど、プロパー消化(利益)の減少」が課題です。

 これらは、実際のお客様の店舗での動きや状況が分からず、店舗と本部で「必要な情報共有ができていないから、お客様にとって魅力的な施策が打てない」という実態があり、課題解決ソリューションとして弊社の「Flow」をご紹介させていただきました。

「Flow」 の詳細はこちら! 

第二部 課題から学ぶ、店舗分析データ活用事例

第二部では、セールスコンサルタントの杉本が登壇。企業のそれぞれのミッション達成に向けて感じているであろう「店舗・本部課題あるある」をいくつか挙げ、1部からより掘り下げた内容で、それぞれの視点でのサクセスストーリーをご紹介しました。

店舗・本部における小売企業での課題

1 経験値・体感「だけ」に頼る
2 店舗と本部、各部署でコミュニケーションにムラがある
3 データを社内で蓄積していても、使えないケースも

こういった課題を抱えていた企業様も、「InSight」を活用いただくことで、「お客様データ中心の店舗運営」にシフトしました。店舗の問題点を可視化PDCAを回すことで、お客様サービスの向上・店舗運営の効率化から売上向上を実現しました。

 1部2部を通してお伝えさせていただいたのは、インサイトに止まらずディシジョン・アクションまで落とし込むことが店舗分析における、データ活用の実現ということです。これらを「お客様のデータ」を中心に行っていくことで、最終的なカスタマーエクスペリエンス向上に繋がっていくでしょう。

セミナーレポートをお読みいただき、ありがとうございました!
イベントは今後も引き続き行って参ります。弊社の最新情報はSNS・ブログ・ニュースをご利用ください!

セミナー概要:

日時:12/13(木) 16:00-18:00
会場:WeWorkオーシャンゲートみなとみらい
   〒220-0012 横浜市西区みなとみらい 3-7-1  9階 9G
主催:株式会社Flow Solutions