お役立ちコンテンツ

店舗におけるIoT・AIを導入する本質を考える

作成者: Flow Solutions|2018/04/06 10:51:36

私たちの生活に当たり前となって現れた、テクノロジー技術やビッグデータ。
近年多く耳にするのは、AI・IoT。
それらはビジネスの場面においても、徐々に浸透しています。

先日、私はAI・人工知能EXPOへと足を運んできました。
そこにはあらゆるテクノロジーがあり、私たちの将来はこれらを使うことによりあらゆる可能性を秘めていることを感じました。

一方で、私はその先進技術にばかり目が眩んでしまい、"新しいことにとにかく取り組みたい" "とりあえず導入する"ことを目的にして、"どうやって使うか" "効果を出すか"ということを置き去りにしてしまい兼ねないと危険性も感じています。





小売業にいたっては
、テクノロジーと繋がり出したのもごくごく最近。
ECが始まりオムニチャネルという概念が出てきたところで、リアル店舗も同じく最新技術を使って分析するという企業様が増えてきました。

海外ではすでにこの来店客の分析というのは主流になってきている中で、日本では少しずつ浸透してきている状況です。
実際、弊社もここ1〜2年でお問い合わせの数もぐんと伸びてきましたので今後さらに広まっていくことが予想されます。

しかし、IoT導入が他企業様とうまくいかずに弊社にご相談にいらっしゃるというお客様もいるほどですから、この分野は成果に繋げるまでが難しいのです。

「こんなにテクノロジーを取り入れたのに、効果が現れない!」

ここに、ITとリテールとのギャップがあります。
導入してゴール、ではありません。

経営層の方々でさえ、さあIoTやAIを取り入れていくぞと腰を上げたばかりなのに
果たして店舗を動かす販売員さんたちはそれらを使ってすぐに何かできるでしょうか?

ーそれは現実、難しいことです。

じゃあ、これ本部だけで使おうよ!

ーそれでは意味がありません。

なぜなら最終的な店舗の売上は、
紛れもなく現場に立っていらっしゃる販売員の方々の仕事によって成り立つからです。

本部が考えている戦略が店舗の方々と共通のものとなり、お互いに動かしていくことにより大きくパフォーマンスが変化します!

マーケティング・営業で実績を出しているあらゆる方々がおっしゃられるのが "PDCA" です。

本屋に行けばあらゆるビジネス本の著者が "KPI設定してPDCA回しなさい"というのを口酸っぱく言っていますよね。

それらは店舗でも同じです。
定性的なデータだけでなくきちんとデータを使いこなすことで店舗の売上に最終的に結びつけることができます。
ですから、店長さんもその戦略とデータの使い方をわかっていなければなりません。

しかし、これらを定着させるのが難しいのです・・
じゃあどうしたらいいの?

ーそれらの教育が備わっているシステム、かつ現場が使いやすいものを選んでください!

大きな組織を通してIoTやAIを活用するというのは、本当に大変なことです。
だからこそ、弊社はみなさまが安心してご利用いただけるデータの提供やデータ活用サービスを通して、小売企業さまの売上向上や小売業界全体の活性化に、小売出身者たちが本気で取り組んでいます。
導入するだけで終わらせるのではなく、ぜひ、目的・目標を達成するための手段としてお使いください!