DX（デジタル・トランスフォーメーション）への企業の取り組みは、経済産業省が2018年に発表したレポート^*1がひとつの契機でしたが、それまでどちらかといえば「努力目標」であったDXを「必須事項」にまで引き上げた出来事は、2020年に始まった新型コロナ・ウイルスの蔓延でしょう。
コロナ禍でリアル店舗を一定期間営業できなかった社会状況、営業再開してもなかなか戻ってこない客足、消費者の行動変容で掴みづらくなった嗜好の変化、事例は多いが実現が難しいECとリアル店舗のシームレスな連携…時流が確実に変わった印象を受けます。

ECの世界は、ユーザー行動を可視化し、対策を打つことで改善を図ることを既に当然のように行っています。マーケティング・サイクルーPDCAのスピードは非常に早く、効率的です。その一方で、リアル店舗を取り囲む様々な情報のデータ化とその活用は、まだあまり実現できていないように思います。
つまり、リアル店舗のデータ化とその活用は、店舗経営を進化させる上で今、喫緊の課題です。

しかし小売業の方々からは「店舗のどこから手をつければ良いかわからない」といった大きな問題から「顧客向けアプリを作ってアプローチしているが店舗への送客効果が分かりづらい」といった具体的なお悩みまで、様々なお声をうかがいます。
そこで今回、店舗のデータ化と活用が店舗経営に果たす効果・貢献具合を実際に体感いただくために、店舗データの収集・分析・活用を提供してきた弊社サービスFlowをご提供するモニターキャンペーンを立ち上げました。

*1: 「DXレポート～ITシステム「2025年の崖」の克服とDXの本格的な展開～」（経済産業省 デジタルトランスフォーメーションに向けた研究会）

■キャンペーン内容: 来店計測のデータ化・分析＆活用を体験

店舗を経営されている事業会社様、こんなお悩み・お考えはありませんか？
　・来店計測に興味はあるが、いきなりの本格導入は難しい。まずは試しに実店舗で来店計測を体験して効果を知りたい…！
　・来店計測は導入したいが、店舗の制約上、カメラ設置ができない店舗が多いので、実際の導入は諦めている…
　・来店数は手集計・概算で十分だし、データ化しても正直、意味があるか疑問…
　・店舗が日々の報告書作成に苦悩している。本社でのとりまとめも面倒で時間が掛かる。効率的な方法で業務負荷を減らしたい…！
ぜひこのモニターキャンペーンをご利用いただき、「Flowの来店計測とその分析システム」をぜひ体感してください。
きっと新たな発見や気づき、効果を実感することでしょう。

名称　Flow来店計測モニターキャンペーン
期間　2022年9月5日（月）～10月31日（月）（エントリー受付分）
内容　期間中 先着10社様限定
　・期間中に当キャンペーンに申込み、条件承諾とモニター登録いただいたお客様は、Flowの来店計測などのサービスを最長6か月分無料でご提供
　・モニター参加条件として、弊社からのアンケート、取材、ヒアリング等にご協力いただきます
モニター詳細
　・期間　最長6か月（通常契約は1年以上から）
　・無料対象となる有償項目
　　- Flowサービス登録料
　　- Flowプラットフォーム利用料
　　- Flowサービス オプション料金（一部）
　・無料提供サービス（モニター期間中は無料でご提供）
　　- Clicker　（来店計測機能。後述）
　　- 売上データ取込　（POSデータ 手動インポート）
　　- ダッシュボード　（計測・収集データの可視化）
　　- 各種分析画面　（分析結果グラフなど）
　　- Pulse　（報告書作成機能）
　・店舗数　制限無し
　・カメラ/センサー　不要
　・設置費用　不要

※1 期間中、FLOWからの取材やアンケート依頼、各種ご連絡などへの協力は必須となります
※2 Clickerによる計測となります（Flowモバイル・アプリ Flow for mobileを使用）

モニターへのエントリーやキャンペーン内容は、こちらをご覧ください。

■ Clicker: 来店計測を手軽にデータ化

今回のキャンペーンで使用する来店計測は、FLOWが独自開発した機能Clicker（クリッカー）を使用します。

（Clicker）

FLOWは店舗データの自動取得を推奨しています。3DセンサーやWEBカメラ、WiFiなどIoTを駆使して精緻な計測・収集が可能となるからです。しかしその一方で「来店数を自動計測したいが店舗にセンサーを設置できない」「センサーが計測できない領域のデータ化もしたい」といったお悩みやご要望を、これまで多くの事業会社様からおうかがいしています。特に前者は、来店数を正の字を書いて管理している、来店数は肌感覚、そもそも来店数を数えていないなど、店舗ごとで来店数のポテンシャルが把握できないという問題が起こっています。

こうしたお声に応えて開発されたClickerは、Flowのモバイル・アプリであるFlow for mobile（後述）の機能です。「来店数」「接客数」などのKPIをClicker内で設定し、そのフィールドの「＋/ー」ボタンをタップすることでその数値を記録します。交通量調査などで使われるカウンターを想像されると思いますが、Clickerはタップ時にタイムスタンプを付与するので、時間帯別の精緻なデータを記録することができます。アナログでの管理よりも遥かに高い作業効率性が達成されます。既にFlowクライアント様数社での導入が進んでおります。

（貴社のお悩みはClickerで解決できます） 

<特徴とベネフィット>
・センサー設置不要。センサー設置が困難なテナント店舗に最適
・「来店数」「接客数」などをデータ化（計測項目はカスタマイズ可能）
・タイムスタンプ付与で精緻なデータ記録
・データをFlowダッシュボードで閲覧可能
・Flow上で他項目と多次元分析＝店舗データの活用で店舗経営効率化　など

<Flow for mobile>
Flowのモバイル・アプリです（iOS用・Andoroid用^*1）。
チャット機能や、KPIごとの他店比較ができるランキング機能などを実装しています。バックヤードのPCではなく店頭で簡単に確認できるので、店舗データの現場への活用がさらに加速するツールです。くわしくはこちらをご覧ください。

（Flow for mobileでFlowデータを手軽に確認・共有）

*1: Apple、AppleのロゴおよびiOSは、米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。App Storeは、Apple Inc.のサービスマークです。 ™ and © 2022 Apple Inc. All rights reserved.
*1: Androidは、Google LLCの商標または登録商標です。Google PlayおよびGoogle Playロゴは、Google LLCの商標です。

 

■会社概要

株式会社Flow Solutionsは、2016年にデータ活用プラットフォームの提供を開始し、アパレルや雑貨店、家電量販店など、これまで100社以上・800店舗以上へのシステム導入と3,000以上のセンサー接続実績があります。
リテールデータ活用AIプラットフォームFlowは、IoTによる人流計測データや既存データとの連携によって店舗状況を可視化し、AI技術を用いた多次元なデータ分析を可能にします。店舗データの活用によって売上改善や業務効率化に効果を発揮するソリューション・ベンダーとして、小売業の課題解決にあらゆるソリューションを提供しています。