来店客数計測に必須な「トラフィックカウンター」、その技術には様々なものがあります。
今回ご紹介したいのは、
「 3Dセンサー(新) VS ビーム・カウンター(旧) 」。
2つの来店計測技術の比較・検討します。
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(新)3Dセンサー
このセンサーの特徴として、4つのデータポイント(対象の高さ、量感、動く速さ、方向)をデュアル・レンズで捕捉、測定、データ処理が可能です。
長所:精度(いかなる状況下でも95%以上)、インターネット対応、広い間口へ対応、「人 vs モノ」や「大人 vs 子供」などの識別可能、自然環境の変化への適応力の高さ、コストパフォーマンス
短所:初期費用、設定の難度
さまざまなタイプの店舗で多店舗展開したり、データの集積やデータに基づく比較を重視したいリテール・チェーンには3Dセンサーがおすすめです。
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(旧)ビーム・カウンター
このセンサーの特徴としては、対象物を赤外線ビームで捕捉、測定します。
長所:初期費用、設定の容易さ
短所:精度が低い(状況次第だが、概ね60-75%)、データ処理がローカル限定、トラフィックが多く、「ぶらつき」が多い間口には不向き、複数地点での計測が不安定
トラフィックが少なく、間口が狭い店舗への導入をお考えのリテールで費用を抑えたいリテール企業、1店舗もしくは小規模なリテール・チェーン、データの集積やデータに基づく比較を必要としない企業にはビーム・センサーがおすすめです。
店舗の規模に合わせた技術を利用したいですね。
その他の来店計測技術についてご紹介しているこちらのeBookもあわせてお読み下さい。
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