小売業界ニュース

ニューヨーク発!店舗開発の味方 Placemeter

2012年にニューヨークで創業し、世界的に話題を呼んだPlacemeterについて、耳にしたことがありますか?NY市と提携し交通量を測定したのみならず、NY市民を巻き込んだ大規模で網羅的な交通量データ収集、分析をし、注目を集めた企業であり、今後の動向に目が離せません。


2012年にニューヨークで創業し、世界的に話題を呼んだPlacemeterについて、耳にしたことがありますか?

NY市と提携し交通量を測定したのみならず、NY市民を巻き込んだ大規模で網羅的な交通量データ収集、分析をし、注目を集めた企業であり、今後の動向に目が離せません。

TechCrunch Japan2015年 9月投稿文からの抜粋をご覧ください。

「Placemeter は画像処理技術を用いることで、歩道などに設置したIPカメラの映像から、歩行者数、自転車、車の交通量などを算出するサービスだ。計測したデータは、例 えば、都市計画や小売店の出店場所の選定などに役立てることができる。計測結果はダッシュボードから確認でき、また計測データをエクスポートすることも可能だ。」

 

 

また、Placemeterのデータを活用できる場面を次のように説明しています。

・小売店の出店場所や賃貸料の交渉

「小売店を出店する場合、重要となるのは店舗の前の歩行者数だ。例えば、Dylan’s Candy Barと いう菓子店は、ニューヨークでの出店場所に2つの候補地があった。それぞれの候補地が面する通りの歩行者数をPlacemeterで計測した結果、一方の 店舗の歩行者は9時と5時の時間帯に集中していることが分かった。つまり、ほとんどが通勤の歩行者だった。もう一方の歩行者数の合計人数は一軒目よりは少 なかったものの、歩行者は午前11時から午後3時の間に多く見られた。時間に余裕のある人が多く通行していることが予測でき、菓子店は二軒目の候補地に出 店を決めたそうだ。また、人気の商店街などではオーナーの不当な賃貸料の引き上げに対し、Placemeterで交通量に変動がないと証明し、賃貸料の交 渉材料としてたケースもある。」

 

・小売店のディスプレイのコンバージョン率
「ウィンドウディスプレイは小売店にとって重要な宣伝媒体だ。店舗の前の通行人の数と入店者数を計測することで、店舗に入店した人の割合が分かる。つま り、現実の店舗のコンバージョン率が分かるのだ。ウィンドウディスプレイを変える前と変えた後を比較することで、ディスプレイの効果測定ができるようにな る。」

このように、店舗にとって交通量の分析を行うことの重要性と必要性がニューヨークでも大変話題になっていることがわかります。あなたのお店でも活用しない手はありません。
 
 
 
 

 

リテール分析に役立つebookを今すぐ無料でダウンロード!

 あたたのお店、店舗分析は必要?
 

 

 

Similar posts

メールニュースを購読

ブログ更新情報をメールで受け取る場合はこちらのフォームよりご登録ください。