店舗運営において、重要かつ奥深い仕事の一つに人材育成があげられます。
2020年思いもよらない新型コロナ感染拡大に伴い、様々な分野でのオンライン化、デジタル化が急激に進んでいます。人材育成に関しても同様に、今までの予算配分を見直し、オンラインコンテンツを新しく取り入れていく機会としたいものです。

TOPICS:
1. 店舗に欲しい人材の想定
2. 人材育成に欠かせない3つのアプローチ
3. オンラインのメリット
まとめ
1. 店舗に欲しい人材の想定
従来ならばこの4月5月は新入社員を採用し、人材育成に忙しい季節ですが、2020年は異なっています。
店舗運営に多大なる影響を受けていますが、今後この状況が終息し営業が再開する日が訪れます。
今、力となってくれているスタッフを含め、今一度人材について問い直す機会にしましょう。
あなたの店舗に欲しい人材はどんなスタッフですか?
どんな人材に育てたいですか?
会社の理念やブランド観の理解など、会社が目標とするイメージを最初に伝える、または再認識する機会を作りましょう。その上で、個々人が持つ魅力を発揮してもらえる様に導きます。
売上だけでは今まで見えなかった店舗内でのスタッフパフォーマンスについて「購買率」というデータから評価出来るようになっています。データを使うことは、ベンチマークとして公平な評価につながります。

2. 人材育成に欠かせない3つのアプローチ
個々の興味関心を引き出し、目標に向かい育成する為に、大きく3つのアプローチ方法が取られています。
・現場でマンツーマンまたは少数限定にて行う指導方法
業務に沿った個々のレベルに合わせた指導が行える上に、チームメンバーのコミュニケーションが取りやすく、信頼関係が構築しやすい。
指導する上司の意識や技術に左右され、指導時間が取れない場合は無計画的になりやすいのが難点。
・専門講師による集合的指導方法
仕事から離れた学習として、理論や技術知識が集中して学習する機会が持てる。
受け身の研修になりやすく、効果の確認がしにくいのが難点。
・自己学習的な自己啓発
個々のペースやレベル、興味にあった学習により、充実感や達成感が得られやすい。
継続の難しさと、仕事に直接の関係性がない場合があるのが難点。

3. オンラインのメリット
新型コロナの感染拡大に伴い、家で出来る学習方法として、様々なオンラインコンテンツが作成され紹介されています。
講義を受けるのみでなく、生放送授業を受講しチャット機能で講師と話せる参加型のものもあります。
関連記事;自宅で学ぶ!無料オンライン講座
オンラインのいいところは、時間や場所を選ばず、隙間時間を使った利用が出来ることです。
勤務時間内に期間を設けて、スタッフ個々に忙しい時間を避けて受講するのがいいでしょう。
会社が選別したコンテンツを使い、社内で統一したい知識や技術として、個々が意欲的にインプットする機会となります。教材によっては修了証がもらえたり、クイズがついているものもあり、学習意欲を高める仕掛けがなされています。
小売店販売に特化したオンラインコンテンツ「Flow Academy」 は、KPIを使った基本的なデータの読み方など集合的指導方法に加え、実際現場でデータに基づいてどんなアクションが必要かが学べます。
最後に簡単なクイズが出題され、習熟度を確認することができます。また、会社に合わせたオーダーメイドの学習コンテンツも可能です。

新型コロナの影響により、私たちはやむを得ない選択に迫られました。
しかし、この状況に置かれた以上、変換する時期であるかもしれません。
これからは、オンラインとオフラインを取り入れた店舗運営効率をあげる為の店舗運営をしていきましょう。
私達がお手伝いします。

