店長やエリアマネージャーも知っておきたい!スペースマネージメント ROIを使った評価方法

by Sawako, on 2020/03/17 8:00:00

店長やエリアマネージャーにROIの知識があると、戦略的な売り場配置や商品配分について考える、スペースマネジメントに活かすことが出来ます。
ROI(Return On Investment)とは、投資した資本(金額)に対してどれだけの利益を得られたかを図る経営指標のことです。

TOPICS:

1.  基本のROI 算出方法

2. 店舗レベルでのROIを向上させるために

3. スペースマネジメントでは、品目別ROIが重要になってくる
 

 

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1. 基本のROI 算出方法

 投資した資本に対し利益はどのくらいであったか?ですので、ROIの基本形は
ROI=純利益➗投下資本・・・①

この基本式を店舗レベルのROI算出方法にするため、細分化し定義してみます。純利益は店舗の売上高×(売上高総利益率−売上高総費用率)、投下資本は店舗の売上資産価値とみなし、下記の式に置き換えられます。

ROI=店舗の売上高✖(売上高総利益率➖売上高総費用率)➗売場資産価値・・・②

この式の場合の売場資産価値は、売場のスペースに限定し、流動資産は含まないとして考えます。

 

2. 店舗レベルでのROIを向上させるために

 上記②式をもう一度みてみましょう。

ROI=店舗の売上高✖(売上高総利益率➖売上高総費用率)➗売上資産価値・・・②

ROIを向上させるために、この式を眺めていると4つの変数についてコントロールをし、運用面で改善を図っていく必要性が見えてきます。

まず一つ目の変数、売上高を上げること。
こちらは、❶インストアプロモーションの改善

または、売上高総利益率を高めること。
こちらは❷マーチャンダイジングの改善

売上高総費用率を下げること。
❸ストアーオペレーションの改善

売上資産価値を下げること。
❹店舗規模の見直し

ROIを向上させるために幾つかの手段がある中、新たな資本投下や費用拡大を考える前に、今ある経営資源の有効活用こそが優先です。

上記の❶〜❹を、スペースマネジメントを踏まえて実行していきます。

3. スペースマネジメントでは、品目別ROIが重要になってくる

スペースマネジメントで重要なことは、より多くの消費者に人気のある商品(売上額の大きな商品)を、より見つけやすい位置に、見つけやすいスペース配分で陳列することです。
ですから、より多数の消費者満足の最大化がROIの最大化と比例していきます。

スペースマネジメントの基本的な戦略方法として、構成した各商品カテゴリーを、どの売場にどれだけ配置するかといった品種の分配方法と、今やコンピューターシステムでスペース(カテゴリー)単位で商品アイテムの売り場配置を予測・決定・修正して行く品目の分配方法がありますが、ROIをより細かい商品単位で把握することが出来ると、店舗レベルでのROIの最大化を図る戦略が立てられるようになります。

 


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 店舗の業務を細分化し、評価の指標となるROI。
店長やエリアマネージャーがROIの知識を高め、戦略的な売り場配置や商品配分について考える、スペースマネジメントに活かしていきましょう!

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