国外では浸透している来店客数カウンターやWiFiを使った店内分析ですが、日本においては、その知名度は上がってきているものの、日本企業の導入決定プロセスに時間がかかることから、まだまだ浸透していないのが現状です。
導入をお考えであれば、決める前に知っておきたい「正確なデータを取る重要性」についてお話します。
TOPICS:
1. 不正確なデータの要因
2.重要指標の来店客数計測を例に
3. 必要不可欠なもの
1. 不正確なデータの要因
不正確なトラフィックデータ(客数データ)というのは、安価で壊れやすいセンサーであったり、多店舗展開に耐えきれずに、バックシステムが高頻度でダウンしてしまうセンサーによって作り出されてしまいます。
トラブルが発生した時のアフターサービスも大きく関係してきます。

2. 重要指標である来店客数計測を例に
信頼できるデータでなければ、パフォーマンス向上のための洞察はできません。トラフィック数を疑うなど無駄に時間を費やすことになってしまいます。
重要指標である来店客数計測を例に挙げて見てみましょう。
いま、入店客数計測には、メジャーなものとして2つの方法があります。
来店カウンターによる計測と、ネットワークカメラによる計測です。
①来店カウンター
来店カウンター(トラフィックカウンター)は人数計測専用のセンサーで、店舗入口の天井に設置して歩行者を計測します。
来店カウンターは来店客数計測専用のハードウェアであり、24時間の運用に耐える高い耐久性が特徴。計測の精度は98%前後と、正確な入店人数をカウントすることができます。初期コストがかかりますが、安定して信頼のおけるデータサービスを提供できます。
②ネットワークカメラ
通常のカメラを用いて入口の様子を撮影し、その画像データを顔認証ソフトなどで解析して客数を割り出します。
安価な置型カメラやスティックPCも見られますが、熱を逃がす構造のないスティックPCでは、24時間の稼働に耐えられず壊れてしまうことがあります。その間の客数のカウントはストップしてしまいます。
駆動率の高いネットワークカメラも登場しており、導入や設定がスムーズであることから浸透してきています。管理が課題となっています。
同じ客数データを取るのにも、違ったアプローチがあるというわけです。
来店客数以外に、今ある店内分析にはどのような技術があるのでしょうか?
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3. 必要不可欠なもの
「正確なトラフィックデータを取る」というのは、機械を使うため簡単そうでいて、実は慣れた小売業者でさえ苦戦していることです。
どのディバイスを使い、どの様に設置し管理していくかというサポートシステムの連携によって実現されます。
私たちFlow Solutions が考える小売りの未来は、この3つに支えられ、作り上げられています。
トラフィックカウンターの設置は、設備投資を要します。特に数百もの店舗を持つ様な大型チェーン店においては、かなりの金額の設備投資を要します。
しかし、耐久性があり、故障やシステムトラブルが少ないサービス体勢は、他店舗に展開していく際に、円滑な導入・運用が可能となります。
クラウド管理型カメラの性能も早いスピードで向上してきています。
〈アフターサービス〉
万が一トラブルが発生した場合、専任スタッフが対応。
〈システム拡張〉
それぞれの計測したい数値により、適正なハード機能や設置位置というものがあります。その為、計測センサーは単一のものを使用しています。後から欲しいデータを追加したい場合、別のセンサーを追加・使用していくことが可能です。コミュニケーションプラットフォーム・InSight 上での対応も、システム拡張に応じて機能追加が可能です。
信頼できる、実用的な洞察力を提供する事が私達の仕事です。

