ニューリテール:「小売業」と「データ活用」がキーワード

by Sawako, on 2019/09/12 10:47:00

ニューリテールという言葉をご存知でしょうか?


TOPICS:


1.  中国で巻き起こっているニューリテール

2. ニューリテールの効果

3. まとめ
 

 

Shenzhen, China city skyline in the civic center district.

 

1. 中国で巻き起こっているニューリテール

2016年10月にアリババ創業者のジャック・マーが提唱した「ニューリテール」は、10年~20年先の未来に訪れるだろう新しいリテール(個人消費者に向けた小売・顧客視点)の概念です。
アリババは、アマゾンと同じくeコマース界のリーディングカンパニーで、新しい形のビジネスを展開しています。
「ニューリテール」は単にオンラインからオフラインへと送客することを意味する「O2O」という概念ではなく、オンラインとオフラインの融合を意味する「OMO(Online Merger Offline)」と近い概念で、より「小売業」と「データ活用」を強調したものです。
物流のオンラインとオフライン、データ、テクノロジーなどのすべてを統合して小売りに活用した、新しい小売りビジネスモデルと言われています。


2. ニューリテールの効果

ニューリテールの代表格といえば、食品スーパー「盒馬鮮生(フーマーションシャン)」が挙げられます。
店頭在庫利用型ネットスーパーで、無人レジ+スマホ決済+鮮魚のイートイン+即日無料配送と、まさにオンラインとオフラインが融合した巨大食品スーパーです。

QRコードのタグがついている”いけす”の魚は、スマホで読み取ると産地が確認でき、トレーサビリティをアピール。「日日鮮」というプライベートブランドは、曜日ごとに包装の配色が違い、見た目に鮮度を把握できる仕組みです。
倉庫在庫がなく店頭の棚だけで在庫を管理し、発注量を見誤ると大量のロスや機会損失が発生する状況を、データ活用により売上を伸ばしています。
食の安全に不安のある中国で、「生卵が食べられる卵」として卵が人気。探せば、品質の良い卵を扱う店舗もありますが、「盒馬鮮生(フーマーションシャン)」なら、どの店舗でも安心して買えるという信頼を得ています。

スマホで店舗在庫を確認し、自宅配送という利便性だけでなく、オンラインからオフラインまであらゆるデータを活用し、実店舗の存在を高めること。そして何よりもブランドへの信頼と愛着を育むことが出来る。それが、ニューリテールこその実現です。


3. まとめ

中国発「ニューリテール」はデジタルを活用し、新しく快適な買い物空間の提案と体験、そして信頼の提供にあるといえます。
来店する顧客データを収集しビックデータを分析することにより、利便性の追求や、新発想の提案、需要を正確に把握し迅速な補充発注の実現が可能に。結果、顧客からの信頼と満足を得て、ブランドへの愛着へとつなげることに成功しています。

ニューリテールへの第一歩。お客様をもっと知るために、小売業が出来ること
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