スマホが登場してからというものの、消費者はデジタルを使いこなして様々な購買行動を取るようになりました。その潮流に伴い、小売店舗であらゆるデジタル活用が広まっています。
その中で今後流行りそうなインストアプロモーションを、いくつかご紹介していきます。
①購買体験はもっと自由になる!「鏡」を使ったインストアプロモーション
最近はディスプレイを利用した、バーチャル試着や、身体のサイズに合わせて商品をカスタムオーダーを取り入れる小売店舗が少しずつ出てきています。
さらに、先日行われたネット担当者フォーラム2018のNHN SAVAWAY株式会社のCART営業部事業部長安達友昭氏のセミナーでは、「鏡で買い物をする時代になる」とのコメントがありました。
安達氏は「RFIDを使って今後普及していく」とのことで、デジタル・リアルがより自由に融合しながら、買い物することができる日は近いかもしれません。実際に、海外ではアリババが「マジックミラー」という商品を展開しています。
ミラーサイネージを実現するための仕組み:TEMPOCLOUDについて

②商品への興味を引きつける!「デジタルサイネージ」を使ったインストアプロモーション
近年、コンテンツとして注目度が上がってきている動画ですが、店内でサイネージを使って有効活用している例も多いですね。
その商品はどういったモノなのか、どう利用するのがいいのか、より理解を深めていただくのに適しており、動画は忙しい現場スタッフさんの接客を補助するツールにもなります。

③意外な組み合わせが逆にいい?異なるイメージを用いたインストアプロモーション
冷蔵庫、自販機といった、一見アパレル商品や雑貨商品とはかけ離れたモノを利用し商品をディスプレイする形もあります。そのギャップが面白さを生んでおり、Tシャツや靴下など、リーズナブルな商品をコンセプトで目立たせる形で販売している店舗も増えています。

株式会社ジュンのイベント「ジュンの文化祭」ではこのようなコンビニの冷蔵庫を利用して、商品を陳列していました。ペットボトルの中にTシャツ、という驚きの形態ですが来場者の目を引くきました。こちらは陳列という形でしたが、無人コンビニのようにデジタルとの融合も可能となるでしょう。
普通に陳列されているよりもパッと目を引き、つい商品に触れたくなります。駅でも画面をタッチして飲み物が買えるのが増えてきているというのもあり、自販機から欲しいものを手軽に買える時代がくるかもしれません!
いかがでしたでしょうか?
こういったプロモーションを行う際には、実際にお客様を惹きつけたのか効果測定をするのも重要ですね。
