すでに始まっている?電子レシートへの取り組み

by Yoko, on 2018/10/26 4:38:00

 
普段、皆さんはレシートはもらう派ですか?それとももらわない派でしょうか?

ある調査によると、90%近くの人が「店舗でレシートを受け取る、または受け取ることが多い」と答えています。
多くの人がレシートを受け取っており、購入内容をあらためて確認していることがわかります。

一方、コンビニではレシートを渡さないお店を見かけることがありますが、これはコンビニでレシートを受け取ってもすぐに捨ててしまう割合が高いからだそうです。

レシートをもらわない人の意見を訊いてみると、紙のレシートはかさばるし、あとで見直すことも無いのでもらわないという理由が大半です。

近年、政府はe文書法の制定・電子レシートの推進など、紙資源の削減と、電子データの活用を進めています。

電子レシートの利用で得られるメリットとはどのようなものでしょうか?
今回は電子レシートの活用法について考えてみたいと思います。

TOPICS:

1.  電子レシートとは

2. 電子レシートのメリット

3. 新たな活用方法
 

 

考えるロボット


1. 電子レシートとは


「電子レシート」はスマートフォンなどで閲覧できる、電子化されたレシートのことを指します。
経済産業省では、今年、電子レシートの導入実験を行い、電子レシートの利用が買い物客にとっても、店舗側にとっても有用であることを実証しました。
購入情報が電子データとなることで、分析することが容易にできるようになります。

現在、電子レシートのシステムは各事業者によって異なる場合が多いため、顧客ごとの統合された買い物データを入手することが困難でした。今後はさらに利便性を高めるため、経済産業省では標準規格の導入を進めています。

今後、電子レシートのシステムが標準規格で統一された場合には、業種の異なる様々な店舗での購入情報を統合することができ、消費者の利便性がよくなるとともに、企業側はPOSレジデータだけでは不可能だった、消費者行動への正しい理解ができるようになるでしょう。

もちろん、データのマスキングなど個人情報に配慮することは必要ですが、統合データが得られることで、買い物客の、年齢、性別、買い回りの情報、業種別の商品購入の傾向なども分析できるようになり、マーケティングツールとしてのメリットも生まれます。


工場の風景

2. 電子レシートのメリット

では、電子レシート導入のメリットとしては、どのようなものがあるでしょうか?

・資源の節約
電子レシートの普及を政府が推し進めていることの理由の一つが、資源の節約です。
レジに使用されている感熱紙のロールは、年間で約10億本が消費されているといわれており、発行したレシートは1日以内にゴミとして捨てられているのが実情です。
このことから、電子レシート導入は資源節約のための重要な取り組みといえるのではないでしょうか。

・整理の必要がない
紙のレシートの大きなデメリットは定期的に取り出して、整理するか、処分しないと、お財布の中でレシートがかさばって膨れてしまうことです。
場合によっては、日付順に並べて家計簿に入力または記入したりする手間も加わるので、それが面倒になって、家計簿が続けられなくなってしまうという人も中にはいるのではないでしょうか。

・アプリなどとの連携
家計簿アプリ・健康管理アプリなどのAPIと連携させることにより、瞬時にで購入情報を登録し、簡単に分析ができるようになります。

 

3. 新たな活用方法


現在、電子レシートの多くは専用のアプリなどで閲覧するものが一般的です。

すでに導入が始まっているシステムの中には、アプリでレシートを閲覧する際にクーポン情報やお得なキャンペーン情報を受け取れるものも登場しています。
レシートにクーポンやポイントなどを印字しているお店では、アプリのクーポン発行機能などを利用することにより、いつでも内容を確認でき、再度来店する際にも、使おうと思っていたクーポンを紛失してしまう心配もありません。

レシートを上手く活用したいが、整理したり、家計簿に活用するのは面倒だと考えている人にとっては、間違いなく電子レシートは救世主となるでしょう。

アメリカではすでに普及が進んでいる電子レシートですが、日本でも、紙のレシートがなくなる時代がやってくるかもしれません。


店内分析ソリューションガイドのダウンロード

店舗分析についてのお問い合わせはお気軽にこちらからどうぞ!
お問い合わせ

< TOPへ戻る

Topics:小売業界ニュース
テーマ別おすすめ記事

ブログの最新情報を受け取る

facebook_follow_001-1