POSレジが日本で導入され普及し始めたのが1900年代初め、機能が進化しタブレットやスマートデバイスなどの利用も可能で、簡単に、そして大幅にコストダウンした形で POSシステム導入 が可能となっています。
TOPICS:
1. POSの利点
2.POSでは測れない、見落としたくない数値
3. 来店客数データとPOSデータは統合できる?
4.どのレベルのPOSデータが統合できる?
5.プラットフォームInSightが出来ること
1. POSの利点
何と言っても、商品名、価格、数量、日時などの販売実績の膨大な情報を収集するため「いつ、どの店で、どの商品が、どんな価格で、いくつ売れた」というデータが簡単に取得でき、売れ行き動向を把握できる点です。
最近では、売上登録以外にも分析機能が付いていたり、顧客情報登録機能、在庫管理機能や勤怠管理機能といったものまで付けることが出来ます。
2.POSでは測れない、見落としたくない数値
こういったPOS機能が進化したことで、一見、店舗の運営分析はPOSデータのみで充分な様に見えます。
しかし、実はPOSだけでは測れない忘れてはならないデータがあることに注目が集まっています。
「購入に至らなかった人」です。
この「購入に至らなかった人」は、来店客数データを取ることで目に見える数値となります。
3. 来店客数データとPOSデータは統合できる?
「購入に至らなかった人」は、来店客数といったデータによって目に見える数値となります。
来店客数は、来店客数カウンターを使いカウントします。
(センサーはPoE(注1)経由でインターネットに繋がります。)
弊社では、重要指標としての客数カウントを柱とし、他動向分析データ、POSデータを統合した形でサービスを提供させて頂いております。
この来店客数とPOSデータを統合することによって、「購入に至らなかった人」の割合を測定することができるのです。
POSデータは、マニュアルで統合することが可能ですが、通常SFTPサーバーを使用し、1時間単位の直近データを自動連携することをお勧めしています。
これにより、まさに今日の、今の数値を確認することが可能となります。
4.どのレベルのPOSデータが統合できる?
POSデータは、現時点では、POSトランザクションそのままではなく、時間帯別の購買客数、合計金額、買上点数の合計値を連携しています。
(今後は、売上商品のカテゴリー別またはSKU別の明細も対応していく予定です)

5.Flow Solutionsのプラットフォームが出来ること
POSデータと連携することで、具体的には購入客数と来店客数から購買率が導き出せます。
購買率は、購入率、買上率などとも呼ばれますが、店舗経営、特に接客を伴う物販、サービス業態においては、とても重要なKPIとなります。
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さらに、POSデータからの「売上」とスタッフデータを統合し、一日の中で最も売れる時間帯の計測が可能となり、スタッフ配置へ活かすことが出来ます。
例えば、一番客数の多いピークタイムを発見して、その時間帯に一番優秀な販売スタッフを配置することで、より多くのお客様を来店客から購買客に変えることが可能となります。
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( 注1)PoE
パワー オーバー イーサネット(Power over Ethernet)の略で、ネットワークを構築しながら電気の供給ができる技術のこと。PoEは、LANケーブルだけなので配線に悩まされることがなく、コンセントの確保が難しい天井や屋外などでもネットワークカメラの設置ができるのが特徴です。