転換率は来店者数と、購入者数で計算できます。
計算式は簡単で、実際取引のあった購入者数を来店者数で割り、その値に100をかけます。
例えば、お店に100人の来店者数があり、そのうちの20人の人が購入したとします。
すると、計算式は以下のようになります。
20÷100=0.2
転換率(購買率)は20%となります。
このKPI(主要業績評価指標)は、店内の顧客サービス、マーチャンダイジング(お客様に商品を買っていただくために、商品の企画・開発や調達、商品構成の決定、販売方法やサービスの立案、価格設定などを、戦略的に行なう活動のこと)の業績を評価するのに、大変適した指標です。
例えば、データを見た時に、入店者数が多いのに転換率が低く出たとします。
このことから考えられることは...集客は出来ているにもかかわらず、購入に至るまでの顧客サービス、マーチャンダイジングがうまく機能していないということ。
①スタッフ教育の再確認
②アプリを活用して購買意欲を高めるように仕掛ける
③スタッフシフトの見直しで、お客様との接点を増やしたり、店内環境を整える
④マーチャンダイジングの見直し
などに取り組むチャンスです!
反対に、入店者数が少ないにもかかわらず転換率が高い場合は、スタッフの功績をたたえて、士気をさらに高めましょう。
転換率は定期的に測定し、何か店内で変更することがあればその都度、変更前後での転換率をデータ比較していきます。
この値を正確に、継続的に測定するには、
トラフィックカウンター(TC)などのツールを使います。
そのほか関連記事はこちら:
転換率や他のKPIデータはどんどん貯めて、過去と現在を比較していきましょう!
しかし、せっかく溜まっているデータも、散在していたり、見にくい様では、残念ながら活用には至りません。ですから、全てのデータをひとところに統合し、見やすいプラットフォーム画面で管理することをおすすめします。
■ Flow Solutions 会社概要
株式会社Flow Solutionsは、2016年にデータ活用プラットフォームの提供を開始し、アパレルや雑貨店、家電量販店など、これまで100社以上・900店舗以上へのシステム導入と3,000以上のセンサー接続実績があります。リテールデータ活用AIプラットフォームFlowは、IoTによる人流計測データや既存データとの連携によって店舗状況を可視化し、AI技術を用いた多次元なデータ分析を可能にします。店舗データの活用によって売上改善や業務効率化に効果を発揮するソリューション・ベンダーとして、小売業の課題解決にあらゆるソリューションを提供しています。
店舗分析に関することなら何でも、お気軽にお問い合わせ下さい!